「華麗なるギャツビー」原作に学ぶ!魔性の女の特徴3つ

Menjoy / 2013年6月12日 13時0分

カンヌ国際映画祭のオープニング作品でもある新作映画『華麗なるギャツビー』が、6月14日より日本でも公開されます。

狂騒の時代、ジャズ・エイジと呼ばれる1920年代の伝説的な輝きを、「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督が再現した映像の美しさは、公開前から、すでに大きな注目を集めています。何より、あのレオナルド・ディカプリオの久しぶりのラブストーリーで、キャストもまさに豪華絢爛! レオ様ファンならずとも、気になってしまいますね。

原作は、F・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』。あの村上春樹さんが「人生で巡りあった最も重要な本」と公言しており(「グレート・ギャツビー」あとがきより)、翻訳も手がけています。

今回は、そんな村上春樹訳の『グレート・ギャツビー』より、映画版ではキャリー・マリガンが演じているヒロイン・デイジーの“男を狂わせる魔性の女の特徴”について、引用とともにご紹介したいと思います。

 

■1: 男を夢中にさせる所作

<「あなたのほかに心から会いたかった人なんて、この世の中に誰もいないのよ」とでも言いたそうにまじまじと僕を見上げ、手をひとしきり握った。彼女はいつだってこの調子なのだ。」(中略)デイジーがひそひそ声でしゃべるのは、相手を自分の方にかがみ込ませるための方便だという説を、僕はどこかで耳にしたけど、これは見当違いの批判だし、そう言われたところで、彼女のしゃべり方のチャーミングさはみじんも損なわれない>

男性の繊細な自尊心を気持ちよく刺激しそうな態度ですね。魔性の女は、無意識にしろ意識的にしろ、男性のプライドを上手に満たす術を心得ているように思えます。

 

■2:風邪をひいているのはSEXY?

 

<彼女は風邪をひいていて、そのせいで声は普段にもましてハスキーであり、よりチャーミングだった。>

 

可愛らしい高い声の女性の方がモテると思われがちですが、意外にハスキーな声も人気が高いようです。風邪をひいているときは、イケてない気がしてなるべく男性に会いたくない気もしますが、声が枯れて弱っている姿もまた、儚げでSEXYに見えるのかもしれませんね。

 

■3: 育ちの良さと、他の男の影

 

<デイジーは、彼が生まれで始めて知った「良家の」娘だった。(中略)数多くの男たちがこれまでにデイジーに夢中になったという事実も、彼の心をそそった。そのことで、彼にとってのデイジーの価値はますます高いものになった。>

 

以前「“東大卒エリート男子”に選ばれる女子の条件【特徴編】」という記事の中でもとりあげましたが、ある種の男性にとって女性の“育ちの良さ”は、希少価値があるものとして扱われるようですね。幼い頃から美しい服を着て美しい家に住んで、周囲の人に愛されてきたお嬢様は、繊細なラッピングを施された高級商品のようで、“欲しい”という欲求をそそるものなのかもしれません。

また「今日から気軽にすぐ使える!心理学に基づいた8つの恋愛テク【前編】」という記事でも言及しましたが、“他の異性にとられてしまうかもしれない”という危機感を抱かせることによって、相手のジェラシーを刺激して、恋心に火をつけるテクニックを、心理学手では“嫉妬のストラテジー”と言います。

モテる女性は、自然と、このテクニックを繰り出しているのかもしれません。“誰にでもついていく軽い女”というわけではなく“チヤホヤされてはいるけど、上手にかわしている”ような絶妙なさじ加減を心得ていれば、さらに男性の恋心が募りそうで、魔性としては完璧ですね。

 

いかがでしたか? 真の魔性の女は、モテテクニックを使っているという意識もなく、本能的に、男性を翻弄する立ち居振る舞いを身につけているのかもしれませんね。

 この物語の主人公のデイジーは、原作者のF・スコット・フィッツジェラルドの妻の、ゼルダ・セイヤーという女性がモデルだと言われています。ちなみにあの人気ゲーム『ゼルダの伝説』のゼルダという名前は、彼女からとったとのこと。

「アラバマ、ジョージア2州に並びなき美女」と絶賛された彼女と、才能溢れるハンサムな若き小説家だった夫のスコットは、ジャズ・エイジと狂騒の20年代の申し子と言われ人々の注目を浴び続け、まさに映画「華麗なるギャツビー」そのものの、美しく破滅的な生活を送っていました……。

ご興味のある方は、優雅で生活感のない人々の、美しさと空虚さがたっぷり詰まった、1920年代の夢のような世界を、是非、映画や本で体感してみてください。

 

【あの本やアニメを参考に】

村上春樹の小説に学ぶ!「恋に効く名セリフ」3つ

男は皆ウルトラマン!? 不幸になりがちな「思考」の男女差

人気アニメの「病弱ヒロイン」に学ぶ!男心をつかむ方法

女が男心を理解するため「絶対に読むべき漫画」ベスト10【前編】

 

【参考】

映画 「華麗なるギャッツビー」公式サイト

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)  – 中央公論新社

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