『ピカルの定理』ゴールデン進出わずか半年で打ち切り! 早すぎる終焉の理由

メンズサイゾー / 2013年8月22日 19時0分

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 『ピカルの定理』(フジテレビ系)が9月4日の放送をもって終了する。今年4月にゴールデンタイムに進出したばかりだったが、わずか半年での打ち切りとなった。

 2010年から深夜帯でスタートした同番組。「ビバリとルイ」などのコントが人気を呼び、2012年には新たなメンバーを加えプライムタイムに昇格。そして今年の4月に、満を持してゴールデンタイムに打って出た。しかし、世代交代を思わせる『はねるのトびら』の放送枠進出も、視聴率は伸び悩み、7月24日には6.4%を記録。復活の兆しを見せる間もなく、終わることとなった。

「やはり番組終了の最大の要因は視聴率の低迷ということになるでしょう。あれだけ局全体でプッシュしておきながら、深夜帯と同じような数字しか取れないのでは、これ以上続けるのは難しいと思います。かつて、北海道テレビで人気を博した『水曜どうでしょう』が、プライムタイムで高視聴率の連続だったことから特番でゴールデンタイムの放送を試したのですが、ほとんど数字は変わらなかったということがありました。つまり、どの時間帯でも見る人間は変わらないということです。『ピカルの定理』も、深夜で続けていれば、それなりに息の長い番組になったのかもしれませんね。そんなことを言っても後の祭りですけど、フジテレビ特有の、深夜で人気を得てゴールデンに進出という流れには限界が来ているのでしょう」(業界関係者)

 また、別の関係者は、『ピカルの定理』の打ち切りについて、こんな要因を挙げる。

「たとえば、『みなさんのおかげでした』(フジテレビ系)には、不動の人気企画『食わず嫌い王』があります。こうした企画の良いところは、一度人気が確立すれば、その後は惰性で続けられるということですよね。セットも同じでよければ、ゲストも話題の人や何か宣伝がある人を呼べばいい。とんねるずという才能があるので、取り立てて台本を練らなければならないわけでもない。つまり、スタッフにとって、この上なく楽なのが『食わず嫌い王』というわけです。お金もかかりませんし。もちろん、そんな企画が簡単に出来るわけではありませんけど。ただ、番組制作者とすれば、そうした企画を立ち上げるのが1つの目標になるわけです。特に、フジテレビというのは、そうした鉄板の企画を生み出そうという空気が強い気がします。今回、終了が伝えられている『ピカルの定理』でも、どうにかしてそんなコーナーを作ろうと必死だったような気がします。しかし、なかなか簡単にはいきませんでしたね。『食わず嫌い王』のような企画というのは奇跡のようなものですから」(バラエティ放送作家)

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