ロシア特集に西荻窪で対抗! 自由すぎるテレビ東京が大躍進しているワケ

メンズサイゾー / 2014年2月15日 11時0分

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 テレビ東京の快進撃が止まらない。かつては「弱小局」と揶揄されていたテレ東だが、最近は平日プライムタイム(夜7~11時)の視聴率でフジテレビやTBSを抜いて民放4位になることも珍しくなくなった。昨年4~9月期の経常利益も91.5%増と民放トップの驚異的な伸び率を示しており、その好調ぶりがうかがえる。

 このテレ東の躍進は、独自性の強い番組内容によるところが大きい。看板番組の一つである『モヤモヤさまぁ~ず2』は、さまぁ~ずの二人と女子アナが街を散歩するだけという内容。本来なら「ゴールデンで散歩するだけの番組なんて他局なら企画段階で完全にNG」(テレビ関係者)というシロモノだ。しかし、似たようなクイズ番組やヒナ段芸人を並べたバラエティーに飽き飽きしていた視聴者の目に斬新に映り、平均視聴率7~8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)、時には10%台をマークする人気番組に成長した。また、この番組がきっかけで大江麻理子アナウンサーが大ブレイクし、週刊誌の「好きな女子アナランキング」で同局初の1位を獲得する快挙を達成している。

 毎回高視聴率を獲得するゴールデン帯の特番『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』も、太川陽介と蛭子能収が女性ゲストを招いてバスで旅をするだけだ。キャスティング面からいっても、他局では絶対にあり得ない内容である。制作費も非常に安いといわれているが、いつも平均視聴率12~13%を堅実に叩きだしている。1月4日に放送された回では、平均13.0%と同時間帯トップを記録。裏番組の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)600回記念SPの12.2%に勝ってしまった。

 また、2月3日にスタートした新番組『逆向き列車』は、通勤前のサラリーマンに「1日休みを取って空いている逆向きの列車に乗りませんか?」と誘うという内容がネット上で「面白そう」「自分もやってみたい」と大きな話題になった。

 こういったテレ東独自の番組は、他局に“パクられる”ことも多い。なぜテレ東はオリジナリティあふれる番組作りができるのだろうか。

「他局はテレ東とは予算がケタ違いですから冒険できない。視聴率も『ゴールデンなら二桁』が命題としてあり、ハズレ番組を作れば担当者は責任問題となって立場を失います。現場はヒット番組を作るよりも『失敗しない』という方向に流れがちですから、どこかで見たような内容の手堅い番組になってしまう。出演者も吉本芸人やジャニーズタレント、AKBにEXILEと変わり映えしない。これでは視聴者も飽きてしまいます。一方、テレ東はゴールデンでも視聴率7%以上ならヒット。5%前後でも打ち切りや責任問題になりません。失敗を恐れずに番組作りできる環境が、テレビマンの自由な発想を引きだしているのです」(制作会社関係者)

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