「安定の面白さ」嵐・二宮和也が見せた異常に高いバラエティ対応力

メンズサイゾー / 2014年4月8日 16時40分

 7日に放送された『しゃべくり007 春の国民的しゃべくり2時間スペシャル』(日本テレビ系)に、“国民的アイドル”として嵐の二宮和也(30)が登場。同番組の出演は初めてだった二宮だが、持ち前のバラエティ能力の高さを存分に発揮し、その模様はネット上でも「安定の面白さ」と話題になっている。

 放送前から、しゃべくりメンバー(ネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアル)を前に、二宮がMCを務めるとしてネットニュースなどでも報じられていた同番組。実力派芸人たちに対して二宮がどう振る舞うのかが注目を集めていたわけだが、蓋を開けてみれば見事なMCっぷり。ジャニーズのバラエティ班といえば、SMAPの中居正広(41)やTOKIOの国分太一(39)などの名前が浮かぶが、いずれとも毛色の違う、受け身でありながらしっかりと笑いを取っていく器用さと爆発力を見せた。

 そんなMC姿を見せる前には、芸人たちの中に入ってフリートークを展開した二宮。もちろんここでの話題は、ゲストである二宮についてのことだが、これだけの芸人に挟まれれば多くのタレントはただ質問に答えるだけとなってしまうもの。しかし二宮は、クリント・イーストウッドや倉本聰とのエピソードを流暢に話すと、きっちり最後にはオチをつけて笑いを持っていく。ちなみに二宮はそれぞれの大御所を「クリント」「そうちゃん」と呼んでいるというから驚きである。そしてそんな面白トークからも、彼が稀に見る“人たらし”であることが十分にわかる。

 次々に繰り出される芸人たちのボケにも素早く対応する二宮。同番組の印象について二宮は、「ゲストを置いていきすぎ」と指摘していたが、この日の放送では自然と二宮は輪の中心におり、芸人たちを差し置いて誰よりも笑いを取っていたのが彼だった。

 番組の中では、自分のことを「恥ずかしボディ」の持ち主であると言い、「会話のふしぶしに英語を使う人」や「30代なんてあっという間だよ!って言う人」、さらに「驚きの表現に“鬼”を使う人」や「左利きにやたら食いつく人」などが苦手だと言い切る二宮。いずれも素直に語られた言葉だが、その端々には、自分を笑いものにする達観した余裕と、それによって少しも自分の評価が下がらないと見越した冷静な判断がある。実際、ネット上の反応を見ても、そんな彼には「安定の面白さ」といった言葉のほかに、「憎めない」「可愛い」などといったコメントが多く寄せられている。

 休日には、家でビールを飲みながらテレビを見ているという二宮。しかも、最高のつまみは、「自分の出ているバラエティ番組」で、特番などで大勢の芸能人が集まり、その中で笑いを取れた瞬間が最高だと彼は言う。まるでその考え方は芸人そのもの。しゃべくりメンバーたちも、思わず、「完全に芸人」とツッコむほどであった。国民的アイドルであり、大御所も認める一流俳優で、並み居る芸人の中に入ってもしっかり笑いを取れる二宮。きっと今頃は、録画したこの日の放送を見て美味しいビールでも飲んでいることだろう。

(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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