“のこぎり襲撃事件”もドキュメンタリー映画で取り上げるAKBビジネスに非難の声

メンズサイゾー / 2014年6月30日 15時25分

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 5月25日に岩手県で行われた握手会で、メンバーの川栄李奈と入山杏奈、スタッフ1名がのこぎりによって襲撃されたAKB48グループ。その後、川栄と入山は入院して手術を受けたことが伝えられ、心配する声が広がったが、現在川栄はレギュラー出演している『バイキング』(フジテレビ系)に復帰しており、入山もSNSを更新するなど元気な姿を見せている。

 AKBグループでは7月4日からドキュメンタリー映画『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』が公開されるが、同映画の中で握手会の襲撃事件も題材になっていることが明らかになった。事件については映画の後半部分に登場するといい、当時の報道映像を交えながら、苦悩しながらも前を向こうとするメンバーたちの姿が描かれているようだ。

 同映画は、2011年に初公開後、毎年公開されている『DOCUMENTARY of AKB48』シリーズの最新作で、公式サイトでは、高橋栄樹監督の「今までのシリーズ中、最もリアルなものとなるだろう」というコメントが紹介されている。しかし、ネット上では「リアルすぎるだろ」「なんでも金に変えるんだな」という声が上がっている。また、2人の退院時には報道陣とは別にAKBスタッフと思われるカメラが回っていたことから「やっぱりな」「わかってた」とそのやり方に疑問の声も見られる状況だ。

「同映画は事件の前から公開が決まっていたため、一部のネット上でいわれている『襲撃事件を映画化』という言い方は正しくない。当初は大島優子の卒業をメインに持ってくる構想だったと思われ、それは変わっていないのでしょうが、事件を受けて急遽作品の中に追加したのでしょう。しかし、結果的には2人ともそこまで大事には至らなかったようですが、犯人は殺意を認めており、容疑も殺人未遂で逮捕されています。ただでさえ、10代の2人には精神的にも肉体的にもショックが大きいと思われるだけに、その傷をえぐるようなシーンの追加は疑問ですね。

 当然ですが、今回の事件を受けて、メンバーやその親は心配を募らせています。また、それは他のアイドルグループにも波及しており、とくに未成年のメンバーを預けている親の間には大きな動揺が広がっているといいますから、アイドルとして活動するうえでの“リスク”を改めて突きつけられた結果にもなりました。今回のシーン追加は、そういった周囲の心配をあおることにもなりますから、配慮が欠けているといわれても仕方ないでしょうね」(芸能ライター)

 同じく秋元康がプロデュースを務める乃木坂46は、事件後の握手会で手荷物の持ち込みを禁止にし、1人1日1000円で預かるという対応をを見せた。しかし、この措置について、ネット上では『天才すぎる』「『どこまでも金儲けにするんだな』という声が上がっていたのも記憶に新しいところだ。

「乃木坂はその後、新曲の握手会イベントを『お話し会』に変更することを発表していますが、AKBグループも同様に今後の交流イベントが“非接触系”になることが危惧されています。握手会や総選挙が行われるたびに、一部のファンが大金をつぎ込む行動が問題視されていますが、今は以前から物議を醸すAKBビジネスの分岐点といえるでしょうね」(同)

 「会いに行けるアイドル」としては活動の軸でもあった握手会の存続が危ぶまれているAKBグループ。そのさなかに、衝撃的な襲撃事件をドキュメンタリー映画の中で取り上げることで、公開後もそのシーンをめぐって波紋を呼ぶことは間違いないだろう。いまやトップアイドルとなった同グループだからこそ、メンバーやその家族への配慮を最優先してほしいものだが…。
(文=津本ひろとし)

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