華麗なる復活なるか…最後の切り札『HERO』で勝負する木村拓哉とフジのガケっぷち

メンズサイゾー / 2014年7月12日 11時0分

 SMAPの木村拓哉(41)主演の月9ドラマ『HERO』が14日にスタートする。同作は01年に放送された大ヒット作の続編。前作は平均視聴率34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最高視聴率36.8%、最低でも30.7%というお化けドラマだった。13年ぶりに復活させた裏側には、フジと木村の“苦境”があるとされ、過去の栄光に頼ってでも人気を挽回しようという狙いがある。

 「絶対に失敗できない」。木村にとってもフジにとっても共通の思いだろう。これで失敗してしまえば、両者の凋落を決定付けることになりかねない。また、一部メディアでは既に前作と同様に映画化が決定し、12月に撮影に入るとも伝えられている。新作の映画版では前作でヒロインを務めた松たか子(37)の投入も決まっているといい、ドラマの段階でコケることは絶対に許されない状況だ。

 だが、木村は昨年主演した『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)が平均視聴率12.8%と惨敗。今年主演した2夜連続スペシャルドラマ『宮本武蔵』(テレビ朝日系)も大量宣伝したにもかかわらず、第一夜が14.2%、第二夜が12.6%と厳しく、かつての視聴率男の面目は潰れっぱなし。一方のフジも視聴率低迷にあえいでおり、自慢の月9枠も数字的に失敗続きだ。

 汚名返上のため、本来は「続編は出演しない」というスタンスだった木村を口説き落として過去のヒット作の復活にすがったフジ。成功のためには手段を選ばず、木村演じる主人公の検事・久利生公平の正義感などが道徳教育のテーマと共通するとして、文部科学省とのタイアップが決定している。制作側から文科省に打診したといい、全国の小中学校に約4万枚のポスターが配布され、関連イベントも開催されるという。ちなみに税金ではなく、全て制作側の負担になるようだ。

 かなり強引な感もあるが、過去にも木村の主演ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』(フジテレビ系)が“食育”をテーマに文科省とタイアップしており、その時は平均視聴率17.7%と高視聴率を記録した。といってもタイアップ効果は未知数ではあるが、ワラにもすがりたい思いなのが伝わってくる。

「前作は視聴率が全話30%超え、スペシャルドラマも映画版も大ヒットした。それをわざわざ復活させたのだから、局内では『最低でも20%以上』の視聴率が絶対条件になっている。山手線でドラマのラッピング車両を走らせるなど、巨額の宣伝費が掛けられるだけに失敗したら目も当てられない。しかし、木村が平均20%超えを果たしたのは5年前の『MR.BRAIN』(TBS系)が最後。目標を達成できるかどうかは微妙で、木村が所属するジャニーズ事務所は失敗したときのためにヒロイン役の北川景子を“戦犯”に仕立てる準備をしているともいわれている。大ヒットを義務付けられながら、関係者の誰もが不安を抱えているのが正直なところです」(テレビ局関係者)

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