指原莉乃が「逆転力」で作家デビュー、スキャンダルを正当化との批判も

メンズサイゾー / 2014年7月25日 15時10分

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 講談社が新レーベル「講談社AKB48新書」を創刊し、その第一弾として8月11日にHKT48・指原莉乃(21)の著書『逆転力~ピンチを待て~』を発売することを発表した。

 指原のアイドルとしての成功体験を綴った一冊となっており、同書には「土俵を変えれば勝機が見える」「やらない後悔より、やる後悔」「周りを巻き込んで“みんなで勝つ”戦術を立てる」「悪評を気にしない、炎上を恐れない。話題になることは自分の力になる」などビジネスにも役立つような金言が満載だ。

 指原といえば、少女時代はイジメられっ子でAKB加入後も歌やダンス、ルックスといった面で秀でたところはなく、常に苦境に立たされていた。ヘタレキャラで脚光を浴びるも、一昨年に過去の恋愛スキャンダルが原因でAKB48からHKT48に“左遷”。そんな逆境に見舞われながら昨年の選抜総選挙で1位に輝くなど、激動のアイドル人生を送ってきた。

 まさにアイドルとしてピンチをチャンスに変えてきた指原。そんな彼女が「逆転力」を説くのは説得力がありそうだ。だが、その一方で「スキャンダルを正当化している」などといった批判もあり、ネット上では以下のような手厳しい意見も上がっている。

「炎上商法してます、って堂々と言えちゃうのは常識疑う」
「話題になったもん勝ちって発想はあさましいよ」
「21歳で悟りきったようなこと書くのは嫌な感じ」
「ファンに手を出したのがバレたっていう最大の裏切りをチャンスって」

 AKBグループ総合プロデューサーの秋元康氏は「賛否両論あった方がいい」という持論をたびたび語っており、同グループはわざと批判を招くような炎上商法で話題をつくってきた。その遺伝子を受け継いでいる指原も「炎上=話題になる」という発想の転換でピンチを乗り切ってきたようだ。

 その姿勢はまさに賛否両論といったところだが、実際に特に美人でもなく特技があるわけでもない彼女が一度はAKBの頂点に立ち、テレビでも引っ張りだこになっているのだから一定の評価をしないわけにはいかないだろう。しかも、ファンと恋人関係にあったことを認めた上で、それをネタにするという禁じ手を使い、処女性が絶対視されていたAKBグループを良くも悪くも変えたという功績もある。

「指原の功績ともいえますが、本来ならクビでもおかしくなかった一件。それを乗り越えて逆転したのは、彼女が“おじさんウケ”抜群だからにほかなりません。指原は相手が立場のある年上でも、物怖じせずにズバズバと自分の意見を言い、逆に自分が『ブス』などとイジられるのも全く気にしない。芸能界は猫をかぶったいい子ちゃんタイプが多いですから、そういうちょっと生意気な若い女の子は業界のおじさんウケするんですよ。秋元康氏をはじめ、指原は業界のおじさんたちに非常に気に入られており、今の彼女の立場はおじさんたちのサポートあってのもの。それに加えて、所属事務所が大手というのも逆転の要素。それらを“逆転力”だというなら、まったくその通りでしょうが…」(アイドルライター)

 指原自身の努力も大きかったのは間違いないだろうが、彼女の逆転は「おじさん転がし」の上手さも大きな要素となっていたようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

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