「キムタクを映画に出すな!」アノ有名監督が日本映画界を痛烈批判 

メンズサイゾー / 2012年1月26日 14時45分

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 映画『冷たい熱帯魚』で第54回ブルーリボン賞の作品賞を受賞した園子温監督(50)が、SMAP・木村拓哉(39)の"映画界追放"をぶち上げた。

 同賞の受賞者インタビュー取材において、園監督は突然「キムタクなんて映画に起用しちゃだめなんだよ!」と発言。テレビ界のみならず映画界でも、とにかくジャニタレを起用してスポンサーを引っ張ったり、女性ファンを当て込むという"ジャニーズ頼み"の現実があるが、そのトップともいえるキムタクを批判するのは業界のタブー。

 キムタクといえば、人気アニメを実写化した『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010)が大コケしたことが記憶に新しいが、園監督は同じSFであるハリウッド映画『スター・トレック』を引き合いに出し、「キムタクが『ヤマト』をやってたけどさ、『スター・トレック』は無名の俳優をたくさん揃えていた。ハリウッドは腐っても『企画で勝負する』というプライドがある。それに比べて今の日本映画界はプライドがなさすぎだ。キムタクとか使う自体がさ、本当に良くない!」と語った。

 さらに、園監督は「日本には物凄い役者がゴマンといるのに、それがいつも(主演に起用されるのが)キムタクとかだったら、役者もプライドなくなって、やる気がなくなっちゃうよ!」とも発言し、日本映画界の安易なキャスティングを批判した。確かにネームバリューは抜群のキムタクだが、演技は「何を演じてもキムタク」といわれるように一本調子。さらに最近は人気に陰りが見え始めており、主演したドラマも映画もヒットから遠ざかっている。

 だが、この批判はキムタクだけに向けられたものではなく、ジャニーズタレントをはじめとした人気先行の芸能人を安易にキャスティングし、肝心の演技をおろそかにして作品の質を落としている日本映画界全体を指しているといえるだろう。

 園監督の批判はさらにヒートアップし、「基本的には芸人や歌手が映画撮るのも『やめてください』と思いますね」と語り、松本人志(48)や板尾創路(48)らお笑いタレントが映画監督に挑戦するケースが相次いでいる現状にも苦言を呈した。芸人出身の映画監督の先駆けである北野武監督(65)については「世界で評価されているから」と評価している園監督だが、それ以外の芸人は認めていない様子。実際、松本は吉本興業の強力な後押しを受けて"第二のキタノ"のポジションを期待されていたが、作品の評価も興行収入も全く振るっていない。

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