高視聴率『HERO』でまた通販商品をアピール!? “キムタクブランド”の価値は健在か

messy / 2014年7月17日 17時0分

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 14日にスタートしたSMAPの木村拓哉(41)主演の月9ドラマ『HERO』(フジテレビ系)。今作は、01年に放送された人気ドラマの続編。前作は全話で視聴率が30%超えという驚異的な数字を記録し、06年に制作されたスペシャルドラマや07年に公開された劇場版も大きな話題となった。

 しかし、前作でヒロインを務めた松たか子(37)に代わって、今作では新ヒロインとして北川景子(27)が起用されるなど、一部キャストの入れ替えもあり、放送前には「松たか子が見たかった」「こんなのHEROじゃない」というネガティブな声も聞かれていた。それでも、初回の平均視聴率は26.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、今年放送されたドラマの中での最高値を叩き出した。幸先の良いスタートである。

 その一方で、発売中の「週刊ポスト」(小学館)では今作に隠されたもうひとつの狙いを明かしている。

 前作では、木村演じる久利生検事が大の通販好きという設定になっており、当時通販番組で紹介されていた仰向けで足を乗せて体を左右に揺らす“金魚運動器”や腹筋マシーンなどを使用するシーンが度々登場していた。この影響で、実際の通販番組でも類似品が大ヒット。フジテレビ社員いわく、今作でもこれを狙って通販商品を登場させ、民放テレビ局の強力なスポンサーである通販業者にアピールする目的があるという。

 実際、先日放送された初回にはテレビショッピングでおなじみの「ショップジャパン」が扱うアブサークルプロXに似たエクササイズマシーンが登場している。

 通販といえば、フジテレビのグループ企業である通販会社「ディノス・セシール」はフジサンケイグループの総売上の15%以上を占め、いまや大きな収益源となっている。このことから、ネットでは今作に通販商品を登場させることで、最終的に「ディノス・セシール」の宣伝効果を狙っているのではとの声もある。ただ、「通販マニア設定は面白かったし、露骨にエンドロールで紹介したりするワケじゃないならいいのでは」といった好意的な見方もあり一概にあざといとも言えない。

 なお、前作では木村が使用していた通販商品だけでなく、着用していたダウンジャケットなども爆発的に売れたことから、今作でも同様の現象が起きる可能性はあるだろう。昨年、木村が主演し低視聴率で騒がれたドラマ『安堂ロイド~A.I.knows LOVE?~』(TBS系)においても、木村着用のメガネが大ヒットを記録したという話もあり、“キムタクブランド”はいまだ健在なのかもしれない。

 木村のみならず、人気タレントはこのご時世でも“広告塔”としてあらゆる業界で大きな役割を果たす。木村と同じジャニーズ事務所の嵐やKis-My-Ft2らがテレビ番組で着用した衣装は飛ぶように売れ、それを見越して衣装提供を名乗り出るアパレルブランドが数多く存在すると言われている。わざとらしい宣伝をすれば「ステマ」と批判される昨今で、影響力のある人物にその商品を使用させるという手法はシンプルかつ効率的。視聴率だけでなく小道具の売り上げまで担うとなると、木村のプレッシャーははかりしれないが、第二話以降も好調をキープできるだろうか。
(ルイコスタ松岡)

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