『テラスハウス』の後番組はヤラセオープンの恋愛ドラマ!?

messy / 2014年8月20日 8時0分

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 8月11日のエンディングにて、9月末での番組終了を発表した『テラスハウス』(フジテレビ系)。男女が共同生活を送る上での恋模様を描く“リアリティーショー”を展開していた同番組は、2012年10月よりスタートし、約2年でその幕を閉じることとなる。リアルな恋愛を追うという番組内容が若者を中心に話題を呼んだだけでなく、グラビアアイドルの筧美和子(20)やモデルの今井華(21)、シンガーのchay(23)らの出演者が同番組を機に活躍の場を広げたことでも注目を集めていた。

 しかし、今年2月に週刊誌にて同番組の撮影現場でのヤラセ疑惑がスクープされ、さらに5月には出演者へのセクハラ・パワハラ行為が横行していることも報じられた。フジテレビ側はこれを否定したが、番組のイメージダウンは免れず、今年3月に9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録していた視聴率も、7月には3.6%まで落ち込んでしまった。また、3月まで「トヨタ」のみが同番組のスポンサーを担っていたが、4月以降は複数社提供に変わる等、様々な動きがあった。

 とはいえ、今回の突然すぎる終了宣言にネットでは「急すぎる」「何があったの?」との声が多く、「なんだかんだ見てたから寂しい」と落胆する人も多かった。いろんな意味で話題性があった同番組が、こんなにあっさりと終了してしまうというのは確かに驚きである。

 この件について、発売中の「週刊ポスト」(小学館)では、フジテレビのバラエティ番組スタッフによる「10月から『テラスハウス』の手法を応用した“台本ありの恋愛番組”という構想が進んでいる」という証言が掲載されている。今回の番組終了は、視聴率よりも局のイメージを重要視する上層部の方針によって行なわれたものであり、一旦終わらせてまた次をやればいい、というのが本音だそうだ。

  “台本ありの恋愛番組”とは、いわば「恋愛ドラマ」だ。「台本は一切ございません」と謳っていた同番組が、その断り文句を排除した上で以前と同じような内容を展開するということだろうか? この微妙なリニューアルには、近年視聴率低迷にあえぐフジテレビが、同局の数少ないヒットコンテンツである『テラスハウス』をどうにかして活用したいという切実な思惑が見える。

 とりあえずの応急処置として番組を終了させ、度重なるネガティブ報道で急落した番組のイメージを取り戻すために「台本あります!」と潔く認めてリニューアルしても、そもそも同番組のウリは“リアルさ”であり、出演者たちの素人っぽさや親近感こそが人気の秘密だったはず。それが素人参加型とはいえ恋愛ドラマになれば、しらじらしいコントじみたものになりかねない。なにより、オシャレでカッコいいイメージをでっちあげることで大型スポンサーとの大口契約を結んでいたのに、元も子もないのではないだろうか。

 今回の番組終了と改変は吉と出るのか、それとも凶と出るか……。
(ルイコスタ松岡)

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