アイドルが事務所社長の性的暴行を告発、メンバーの事故死理由にも憶測広がる

messy / 2015年1月8日 18時0分

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 仮面を被ってパフォーマンスをする斬新なスタイルで、じわじわ注目度を上昇させていた地下アイドルグループ・仮面女子。元旦にリリースした新曲「元気種☆」でインディーズの女性アーティストとして史上初となるオリコン1位を獲得し、今後の活躍が期待される矢先、彼女たちにまつわる衝撃的なスクープが発覚した。「週刊文春」(文藝春秋)にて、仮面女子の元メンバー及び現役メンバー4人が、同グループ運営会社「アリスプロジェクト」社長の池田せいじ氏から性接待や交際、テレビ出演時のヤラセを強要されたと訴えのだ。

 テレビ出演時には極貧生活を送っていることを明かしていた彼女たちだが、それらは事実ではなく池田氏の指示によるヤラセだったという。また、今回告発に踏み切ったメンバーのうち、2人は実際に池田氏との肉体関係を持っているとの情報や、グループ脱退時に違約金という名目で100万円を払わされたメンバーがいたとの話も。

 恐ろしい実態を告発された池田氏だが、彼は元々大阪にあるホストクラブ・アクアの代表であった。カリスマホストとして有名だった彼は2006年にホスト仲間とともにバンド「AcQuA EP」としてメジャーデビューを果たしたが、2008年に活動休止。その後、ある少女に芸能事務所に騙されてお金を取られたと相談され、「夢を持った女の子が騙されているくらいなら」と思ったことがきっかけで現在のアイドルプロデュースに携わるようになったと、テレビ出演時に明かしていた。そんなことを言いながらもメンバーに肉体関係を強要するとは、許されざる行為である。

 仮面女子といえば昨年9月にメンバーの月宮かれんが同年7月に不慮の事故で亡くなっていたことが発表され、ファンに衝撃を与えた。17歳という若さで“不慮の事故”で亡くなった彼女の死因について訝しむ声は多く、発表当時から「自殺ではないか」との声が上がっていた。今回の報道を受けて「性接待強要に悩んで自殺したのか」「彼女の死をきっかけにメンバーが告発に踏み切ったのでは」と推測するファンもいる。

 自身のアイドル生命が途絶えかねない裏事情を、仮名とはいえ現役メンバーまでも告発するケースは稀であり、彼女たちの並々ならぬ決意が感じられる。また、オリコン1位を獲得した今だからこそ報道に踏み切ったであろう絶妙なタイミングも、センセーショナルに取り上げられることで池田氏および仮面女子の活動を即刻停止させるべきという意志あってのことだろう。夢を追う女性と、それを叱咤激励し導くスタッフ、彼女らの「夢」を応援するファンという三者の構図は、仮面女子に限らずどこのアイドルグループも同様。しかし、性暴行や金銭まで搾取されて成し遂げる「夢」などあってはならない。「夢のため」と理不尽な扱いに耐えているメンバー自身も、ここまで尊厳を踏みにじられて達成したい夢・なりたいアイドルとは一体何なのか、今一度自分で考えてみる時だろう。誰かに従い屈して耐え続けることそのものを“努力”とはき違えてはいないだろうか。

 池田氏の行為が事実ならば、関係を強要されたという元メンバーD子さんは高校在学当時に肉体関係を持っており、淫行の疑いもある。他の元メンバーや現役メンバーに調査すればさらなる悪事が浮上する可能性も。「夢の実現」という大義名分を餌に、若者を洗脳し搾取する負のサイクルは、ここで断ち切られなければならない。
(ルイコスタ松岡)

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