『セシルのもくろみ』視聴率爆死3.8%の明確なワケ…真木よう子の責任ではない!?

messy / 2017年8月17日 22時0分

写真

 8月10日に放送された『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)第5話が、3.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最低視聴率をマークした。初回5.1%、第2話4.5%、第3話4.8%、第4話4.4%とほとんど右肩下がりで落ち込み続け、大苦戦を強いられている同作。敗因はどこにあるのか。

 『セシルのもくろみ』は、主婦層に人気のファッション誌『STORY』に連載されていた作家・唯川恵の同名小説を原作に、女性視聴者層をターゲットにした連続ドラマだ。真木よう子(34)演じる主人公の宮地奈央が読者モデルにスカウトされ、一流モデルを目指していくという物語。『STORY』や姉妹誌『VERY』の読者を意識し、洗練された都会派ドラマに仕立てるのかと思いきや、蓋を開けてみれば<どこまでも庶民な主婦が、ドロドロの旧態依然な業界で右往左往する>という、洗練とは程遠い内容だった。

 主人公の宮地は元々「ファッションに無頓着でガサツ」という役柄ではあるが、4話では肘をつきながら食事をしてみたり、2話では相撲の「しこ」に挑戦してみたりと、いくらなんでも素っ頓狂な女で、少なくとも「どこにでもいそうな主婦」ではない。雑誌のトップモデル(吉瀬美智子)が服の破れをとっさに弁当箱の布で隠すスマートな姿に感動するなど、なんともあか抜けない人物像で、やる気と元気はみなぎっているものの、視聴者層の共感要素がまるで見当たらない。5話ではなぜか寺修行企画までさせられていた。

 ドラマの内容だけでなく、”画面が揺れる”という不思議な映像も話題に。「カメラヤバくない? なんでこんなに揺れてるの?」「これわざと? めちゃくちゃ酔うんだけど……」と困惑する声もあがっている。現場はドタバタ混乱気味なのだろうか?



 放送当初は、一般の主婦からモデルを目指すべく「ダイエットしろ」と命じられる真木が登場人物の誰よりも細いどころか激ヤセ状態であるという強い違和感も話題になった。主演の真木に「華がない」と酷評する声もある。しかし真木云々ではなく、これだけ美しどころの出演者を揃えておきながら、ドラマそのものに「華がない」というのが実際だ。ファッション業界の不倫や、妙に怒りっぽい女だらけで、女同士がやたら取っ組み合いのケンカをするといった既視感のある(しかしリアリティを感じづらい)展開ばかりで新鮮味に欠けており、演出もいちいち古臭い。「こうやるのがセオリー」という見えないルールにのっとられているかのようだ。

 今世紀民放連ドラ史上最低視聴率は、EXILE・AKIRA主演の『HEAT』(フジテレビ系)第6話の2.8%。次いで、真中瞳主演の『メッセージ』(日本テレビ系)が平均視聴率4.4%で、話数を全10話から8話に短縮した。川口春奈主演の『夫のカノジョ』(TBS系)も平均3.8%で全9話から8話に放送回を減らしている。芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックス主演の『OUR HOUSE』(フジテレビ系)は第4話で視聴率3.8%を記録し、9話で唐突に最終回を迎え「打ち切りでは?」と囁かれていた。

 すでに中盤に差し掛かっている『セシルのもくろみ』。テコ入れできるかは微妙な時期で、起死回生は難しいかもしれない。このまま視聴率が落ち込み続け、早期打ち切りとなってしまうのだろうか。

(ボンゾ)

messy

トピックスRSS

ランキング