医療系専門学校の志望理由を考える

進路のミカタ / 2015年11月20日 10時2分

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専門学校の入試では、基礎学力の他に人柄を見るための面接が行われます。医療系の仕事は、患者や利用者と密接に触れ合うため、あなたの人柄がとても重視されます。事前に提出する志望理由書と併せて志望理由をしっかりと考え、あなたの人柄を面接官に伝えましょう。

■卒業後の目標を明確なビジョンとして考える

医療系専門学校は、医療の現場に立つ即戦力を育成することが目的です。卒業後は、職場となる医療や福祉の現場に訪れる人々と密接な関係を築くことになります。将来、どのように仕事をしていきたいか、自分の理想像となるビジョンを明確にしてみましょう。患者や利用者にどう接していきたいか、若手不足とされる医療の現場でどう成長していきたいかなど、専門学校で学んだことを現場で生かすという方向から志望理由を考えられます。

【例】
私は一度骨折で入院したことがあり、作業療法士の方にリハビリを手伝っていただきました。思い通りに動かない手に苛立ちを覚える私に、作業療法士さんは「大丈夫、絶対動くようになるから」と励ましてくださり、その言葉はリハビリの大きな支えになりました。こういった経験から、私は作業療法士を目指しています。卒業後は自分の経験を生かし、リハビリ中の苦しい心を打ち明けてもらえるような信頼される作業療法士になりたいと考えています。すでに現場で働く諸先輩方の教えをしっかりと学び、卒業後も現場で成長していきたいです。

■医療の仕事に興味を持ったきっかけを考える

志望理由書には、ありきたりな理由ではなく、自分だけのエピソードがあると説得力があります。個人的な体験や出会った人物、印象に残った本、映画、テレビなど、医療の仕事に興味を持ったきっかけを探してみましょう。医療や福祉の現場では、協調性やチームワークも求められます。学校生活の中で起きた、チームワークや協調性にまつわるエピソードも志望理由書にプラスしてみましょう。

【例】
私は、医療現場に密着したドキュメンタリー番組を見て医療の仕事に興味を抱きました。知識や技術を生かして患者の心のケアをすることも看護師の大切な仕事のひとつであると知り、看護の仕事への見方が深まったのです。そんな折に、祖父ががんで入院することになりました。体を病んだ祖父は日に日に心まで弱ってしまい、私は祖父の不安を煽らないように、ただ笑顔でいることしかできませんでした。看護の専門学校で医療の専門知識を身に付け、祖父のように不安になってしまった患者の支えになりたいと思い、貴校を志望しました。

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