【2019年高校総体】愛知工業大学名電高等学校 卓球部

進路のミカタ / 2019年8月5日 12時11分

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昨年はインターハイ団体戦三連覇、ダブルス四連覇を達成した卓球の強豪校、愛知工業大学名電高校。卓球部のメンバーは、元全日本チャンピオン・今枝監督の指導のもと、寮生活を送っています。今回お話を伺ったのは、キャプテンの堀千馬くん(3年)、エースの加山裕くん(3年)、そして2年生ながら国際大会への出場経験を持つ曽根翔くん。名電高校の強さの秘密を教えてもらいました。

■勝利に向けて、今の自分に必要な内容を練習に反映する

―― 練習がある平日のスケジュールを教えてください。

堀:平日は、授業が6限までの時は15時半、5限までの時は14時半から練習を始め、大体19時から19時半頃に終わります。
まずは体操、ストレッチ、ウォーミングアップを30分ほど行います。そこからはペアを組んでひたすら打ち合って練習。ただし、どんな練習をするかはメンバー全員がバラバラです。自分のその時の課題や監督からのアドバイスをもとに、自分で練習内容を決めています。


―― 普段のトレーニングや練習で意識的に行っていることはありますか?

堀:僕は試合で足をたくさん動かせるようにフットワークを軽くしたいので、相手にランダムに打ち込んでもらう練習をメインに行っています。

曽根:練習で同じコースに慣れてしまうと、試合中にとっさの反応ができず足が止まってしまうので、僕もいろいろなコースを打ち分けてもらっています。あとは、苦手なフォアハンドも克服しようとしています。苦手なことを練習するだけだとつらいので、自分の得意な内容を練習の後半に取り組むことでモチベーションを保つよう意識しています。

加山:僕は台上の技術を強化したいので、相手に短いボールを打ってもらっています。技術面以外だと、バランスよく筋肉を鍛えて体の締まりを良くしようとしています。練習前の筋トレを習慣にもしていて、最低でも腹筋を50回は行っています。

■メンバーがお互いを鼓舞し合う、抜群のチーム力が強み

―― チームの強みやここは他校に負けない!という部分はありますか?

堀:チーム力です。先輩たちからも「うちはチーム力の名電だ」と言われていたくらいです。普段からメンバーといろいろなことを協力し合っていますし、うちは団体戦だけでなくシングルスの試合でも全力で応援します。それがチーム力の証です。

曽根:名電には長い歴史と伝統があって、先輩から後輩へ脈々と受け継がれています。メンバー全員がそれを自覚しているからこそ、他の学校以上のチーム力につながっているのだと思います。練習中の掛け声や、試合で仲間が得点したら声を揃えて声援を送るのも伝統です。

加山:僕もチームの団結力が強みだと思っています。声を掛け合うことはもちろん、メンバー同士がお互いの長所や短所を観察し、指摘しあうことで、足りない部分を補い合っています。ライバルのように思う部分もありますが、「決して一人で戦っているのではない。仲間がいてくれる」と実感できるのはとても心強いです。


―― 監督や仲間などからもらって印象に残っている言葉はありますか?

堀:監督から言われた「準備8割、本番2割」という言葉です。本番の試合だけ頑張っても絶対に勝てません。全てはどれだけ準備したかにかかっているので、自分は試合当日に会場入りしてもギリギリのタイミングまで準備を怠らないようにしています。

加山:監督や仲間から、「エース」と呼んでもらえるととてもうれしいです。特に監督からは「最上級生のエースらしい行動をしろ」と言われています。僕は自分では自分の強みが分からず、弱い部分が多いと思っています。でも、エースと言ってもらえるなら、団体戦で勝って次につなげようと奮起できるんです。

曽根:僕はいつも対戦相手の戦い方や技術を事前に分析して、相手の「武器」を一つずつ潰してミスを誘うという戦術を考えます。具体的な言葉ではありませんが、監督がそんな自分の戦い方に賛同してくれているのがとても心強いです。

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