【2019高校総体・優勝】バスケットボール(女子) 桜花学園高等学校

進路のミカタ / 2019年10月21日 12時4分

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バスケットボールの名門・桜花学園高校が通算24回目のインターハイ優勝を果たしました。優勝候補として全国の学校からマークされる強いプレッシャーの中、それぞれの選手が自分の役割をきっちりとこなし、お互いの力を遺憾なく発揮した同校。勝利を手にすることができた理由について、キャプテンの平下愛佳さん(3年)と、名将として知られる井上眞一監督にお話を伺いました。

■先輩と後輩の垣根を超えたチームワークが勝利を導いた

【選手インタビュー】

―― 優勝した感想をお聞かせください。

うれしさと安心でした。優勝した直後は全員で集まって円陣を組み、勝利を喜び合いました。試合が始まるまでは強いプレッシャーも感じていたのですが、一度コートの上に立ってからは楽しくプレーできたと思います。去年のインターハイで出場経験のあるメンバーが多く、なおかつ先輩も後輩も関係なく改善点を言い合えるチームだったので、とても頼りになりました。


―― 優勝できた一番の要因は何だと思いますか?

メンバー同士のコミュニケーションがしっかりできていたことだと思います。今年は特に学年の垣根を超えて仲の良いチームなので、試合だけでなく普段の練習からコミュニケーションには事欠きませんでした。インターハイが終わってから決勝戦の映像を見ていたのですが、自分たちは相手校と比べてインターバル中もベンチでよく声をかけ合っているなと感じました。

■要所で的確な声かけをして、自分たちに流れを引き寄せていった

―― 一番苦しかった試合はありますか?

決勝戦です。相手は、リングに近いインサイドでも、離れたアウトサイドでも点の取れるバランスの良いチームだったので、誰か一人ではなく、全員をマークして抑えなければいけませんでした。事前に対策として用意していた専用フォーメーションはしっかり機能していたものの、第2ピリオドの後半では自分がマークしていた相手にロングシュートを決められ、同点になってしまいました。

ここで一気に流れが相手に向いてしまったのが、一番のピンチでしたね。挽回のため、ハーフタイムにチームのみんなに「とにかく走って点を取り、良い流れにしよう」と声をかけました。そこからディフェンスも回復して、流れをこちらに取り戻せたんです。


―― 勝利のために一番努力したことは何ですか?

キャプテンとしてチームのために声をかけることは常に意識していました。試合中も練習中も、流れや雰囲気が悪かったら一度みんなを集めて話し合うことが多かったです。特に練習の後半になると集中力が途切れて簡単なミスが増えがちです。そんなときも練習を止めて、「しっかりやろう」と発破をかけました。


―― 今回のインターハイ全体に対する感想を教えてください。

今回は全体として、相手に応じてプレーを変化させる「アジャスト」がうまくいったので、相手のやりたいことを止められる試合ができました。12月に行われるウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)も同じような試合運びにしたいと思います。うちは強豪校なので、相手も自分たちを倒すことを目標にしてきます。相手が持つ「打倒桜花」という気持ちよりも、もっと強い気持ちでプレーして上回りたいです。

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