【シゴトを知ろう】アスレチックトレーナー 編

進路のミカタ / 2020年5月29日 12時6分

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健康管理やケガの予防、いざというときの応急処置、そして復帰へのリハビリテーションなど、スポーツ選手のコンディションをトータルにサポートするアスレチックトレーナー。今回は、水泳のクラブチーム「Style1」でコーチ兼アスレチックトレーナーとして指導にあたる草野伸行さんにお仕事について伺いました。

■ケガを予防しながら目標を持ってトレーニングする選手をサポート

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
アスレチックトレーナーの仕事は、選手がケガをしたときにケガを治しながらも、ケガをする前と同等のパフォーマンスができるように、さらには以前よりも良い状態にもっていけるようなトレーニングの指導をします。また、ケガを予防するためのストレッチを指導したり、体作りをサポートしたりします。

私は普段は、大人から子どもまで幅広い年齢層の人が所属している水泳のクラブチーム「Style1」や学校の部活で、コーチ兼アスレチックトレーナーをしています。それぞれの目標を持った競泳選手の指導をしながら、アスレチックトレーナーの視点を生かしてケガをしないメニュー作りや、ストレッチ・トレーニングの指導を行っています。

プロの競技や、日本代表などの大きな組織になると、監督やコーチ、そしてトレーナー・ドクター・総務スタッフなどがそれぞれ存在し、より専門性の高い指導やサポートを選手に行います。

<一日のスケジュール>
11:00 出勤。クラブチーム「style1」で大人向けの水泳の指導
13:00 昼食
13:30 クラブチーム「style1」で大人向けの陸上トレーニングの指導
16:30 中学校で部活の指導
18:00 クラブチーム「style1」で高校生のウエイトトレーニングの指導
20:00 クラブチーム「style1」で水泳の指導
21:30 帰宅

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
選手がベストタイムを出したり、大きな大会への出場権を獲得したりすることは、指導者として、大きな喜びを感じる瞬間です。選手がケガをせずに大会に出られるように万全を期して挑みます。万が一、ケガをした場合も、そこからいかに復活して目標達成できるか、選手に寄り添いながらサポートに当たるので、選手が目標を達成できることが、私自身のやりがいにつながっています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
一生懸命練習していたのにも関わらず、選手が能力を発揮しきれなかったときは、本当につらいです。ケガをさせてしまったときも、どうしたら予防できたのか、反省が残ります。

大変なことでいうと、「Style1」は、自分たちの練習施設を持っていないという点です。選手の練習場所の確保も、裏方であるコーチやトレーナーたちが担う仕事です。近年は2020年に向けて施設の利用に制限がかかることが多く、特にプール施設を確保することが課題になっています。

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