【シゴトを知ろう】アスレチックトレーナー ~番外編~

進路のミカタ / 2020年6月1日 12時11分

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「【シゴトを知ろう】アスレチックトレーナー 編」では、水泳のクラブチーム「Style1」でコーチ兼アスレチックトレーナーとして指導にあたる草野伸行さんに、お仕事内容や魅力などを伺いました。番外編では、お仕事をされる上でのこだわりや、この仕事ならではの「あるある」などをお伺いしていきます。

■些細な変化を見逃さないために、丁寧なコミュニケーションが大切

―― 仕事中、こだわってやっていることはありますか?
 
練習に来た選手とは、必ず全員と会話するようにしています。30人くらいの大人数だと、一人一人とはたくさん話せないことや、時にはうっとうしそうな顔をされることもありますが、一人一人とコミュニケーションをとることは、指導やサポートをする上で大事なことです。こちらから積極的に話しかけます。そこで築かれた選手との信頼関係は、結果にもつながると思っています。

選手と会話をすると、趣味などの話だけでなく、悩みや不安を伝えてきてくれることがあります。特に思春期の選手は悩んでいても、親にも誰にも話せないことがあります。実は「学校の体育で転んで、足に痛みがある」「テスト前で寝不足なのに練習に来た」など、コンディションに影響しそうなことを一人で抱え込まれてしまうと、その日の練習に影響するだけでなく、無理な動きによってケガを引き起こしかねません。ケガを予防したり、今後の練習方針を考えたりする上でも、選手との会話は大切です。

―― この仕事に就いてから、何か勉強をしていることはありますか?

新しい指導法や泳ぎ方のトレンドにはアンテナを高くはって勉強しています。今は、YouTubeなどの動画にいろいろな映像がありますから、海外の大会の様子やトレーニング方法などを見て研究しています。また、ルールや道具なども少しずつ変わっているので、しっかりと確認するようにしています。

また、大きな舞台に立たせてもらうことや、実際に海外で経験してみるということも、刺激になりました。2018年に初めてジュニアパンパシフィックの日本代表コーチに選ばれ、フィジー共和国に行きました。日本語は通じませんし、文化も違います。選手とともに予定していた時間にプールに行ったら、アメリカの選手たちが使っていたというトラブルなどもありました。トラブルも含めて、国内ではなく、海外だからこそ経験できたということがたくさんありました。

■ルールが変わると、トレーニング方法も変わる

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