【シゴトを知ろう】コンシェルジュ 編

進路のミカタ / 2020年6月16日 12時12分

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
高校1年のとき、学校の海外研修でイギリスに6週間滞在しました。初めての海外だったのですが、現地の方々とのコミュニケーションを通して、将来は英語を使った仕事をしたいと考えるようになりました。

短期大学で英語を学んだ後、イギリスに1年間語学留学。その間、ホテルで就業体験をしていたこともあり、帰国後に大型シティホテルに就職しました。ベルやフロントとして働くうち、お客さまとの距離がとても近く、さまざまな思いを叶えられるコンシェルジュになりたいと思うようになりました。

ようやくその志を果たせたのは、入社から7年後のことでした。その後、都内の別のホテルを経て、2019年から当館のチーフコンシェルジュを務めています。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
短期大学の英文科で2年間学びました。文法の学習や英文学・外国人講師とのコミュニケーションの他、ビジネス英語やプレゼンの仕方など、多様な授業がありました。在学中にも語学研修でイギリスに渡りました。

卒業後に留学した語学学校では、さまざまな国から来たクラスメートたちと一緒に学べたことが素晴らしい経験になりました。それぞれ違う母国語を持っているメンバーと、英語を使って会話ができることに楽しさを感じました。

また、英語には国・地域によって「訛り」があります。これに慣れることができたのは、今の仕事ですごく役に立っています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
そうですね。先ほどお話ししたように、高校1年生のときに訪れたイギリスでの経験が今につながっています。当時はまったく英語がしゃべれませんでしたが、そこでコミュニケーションの楽しさを知り、やがてホテルの仕事を志すようになりましたね。

■高校生には、友達を大切にさまざまな経験をしてほしい

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
好奇心がある方ですね。どんなことも楽しく取り組める方は向いています。私も、とにかくなんでもやってみることが好き。物怖じしない性格なんだと思います(笑)。また、違いを受け入れ、相手を思いやる気持ちも大切ではないでしょうか。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
若いうちにいろいろな経験をしてほしいですね。私も、高校生のときにイギリスで貴重な経験をさせてもらって、両親に感謝しています。同じことを年をとってからしても、感じ方は違ったはず。みなさんも若い感性で、あらゆることにチャレンジしてみてください。その経験は、どんな業界に進んでも決して無駄になることはありません。

そして、友達を大事にしてください。大人になると、みんな違う世界へ進んでいきます。ときどき集まって、いろんな経験をお互いにシェアすることで、切磋琢磨できます。そして、困ったときに助けてくれるのはやっぱり友達だと思います。


高校1年生のときにイギリスで過ごした6週間は、その後の真柳さんの人生に大きな影響を与えました。英語を使って仕事をしたいという思いを大切に、語学はもちろん、さまざまな出合いを自分の力にしながら、コンシェルジュという天職にたどり着いたのです。私たちも、「やってみたい」という気持ちを大事に、自分の進路を考えていきたいですね。


【profile】マンダリン オリエンタル 東京 チーフコンシェルジュ 真柳あい

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