【シゴトを知ろう】コンシェルジュ ~番外編~

進路のミカタ / 2020年6月17日 12時12分

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「マンダリン オリエンタル 東京」のチーフコンシェルジュ・真柳あいさんは、高校生のときに研修旅行で訪れたイギリスでの経験がベースになり、コンシェルジュの道に進みました。その後の留学などを通して学んだ英語を生かし、お客さまのさまざまな要望を叶える真柳さん。番外編では、コンシェルジュのお仕事の舞台裏に迫ります。

■お客さまから学びとる、日本の多様な文化

―― 業務をされてから、一番驚かれたことは何ですか? 

お客さまから学ぶことがとても多く、そのおかげで興味を引かれるものに出合えることです。自分の人生だけを生きていたら決して経験できなかったことを、仕事を通して「疑似体験」できますね。

例えば日本の文化。コンシェルジュとして接するのはほとんど海外のお客さまですが、伝統芸能からアニメまで日本のことを本当によくご存じなので、自国のことをより深く学ぶきっかけになります。

―― 業界内で働くにあたって、特に意識されていることはありますか?

やはり自分自身が体験していないことは、お客さまにきちんとご案内できません。足を運べる限り、いろいろなところに行って、見聞を広めるようにしています。また、子供の頃から茶道をしているので、日本のおもてなしの心に触れることは大切にしていますね。

■さまざまな部署を経験し、コンシェルジュの道へ

―― 業界内にはどんな性格の方が多いですか?

やはり、社交的で好奇心旺盛な方ではないでしょうか。常に新しいものに目を向けていて、活動的なコンシェルジュが多いです。新しくオープンしたお店をすぐチェックしたり、フットワークがとても良いですね。


―― 業界内ではどんなキャリアパスがありますか?

まずはホテルに就職することが最初のステップになります。強いホスピタリティー精神を持つことが重要になると思います。入社後は、いろいろな部署で勤務しながら経験を積み、コンシェルジュを目指すことになります。新入社員をコンシェルジュとして採用するホテルもないわけではありませんが、ホテルや街のことなどを勉強してからコンシェルジュになるのが理想です。

■どの業界にも負けない!強固な横のつながり

―― 業界での横のつながりは多いですか?

横のつながりは、どこの業界にも負けないと思うほど、強くあります。コンシェルジュはホテルの垣根を超えてつながっています。国内には「日本コンシェルジュ協会」という組織があります。

毎月1回、定例会が催され、コンシェルジュを取り巻く課題について話し合います。同じ目的を持ったコンシェルジュ同士でディスカッションをすることで、モチベーションが上がります。

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