見落としがち?家計相談から見える「子どもの教育費」の注意点2つ

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年7月18日 21時0分

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子育て中のママであれば一度は考えたことがある“子どもの教育費”。本やネットでも色々な情報があふれていて、どうしたらいいのか悩みますよね。

今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が、家計相談から見える“教育費の2つの注意点”をご紹介します。

■教育費ってどのくらいかかるの?

まずは、最新(平成24年度)の教育費の全国調査結果をご覧下さい。

[公立小・中・高校の教育費(年間)]

・小学校:学校教育費  約10万円 学校外活動費 約21万円

・中学校:学校教育費  約17万円 学校外活動費 約28万円

・高等学校:学校教育費  約23万円 学校外活動費 約16万円

[私立小・中・高校の教育費(年間)]

・小学校:学校教育費  約86万円 学校外活動費 約56万円

・中学校:学校教育費 約100万円 学校外活動費 約29万円

・高等学校:学校教育費  約72万円 学校外活動費 約24万円

※ 学校教育費には、学校に払う授業料のほか、PTA会費、教科書類、制服、給食費、通学費を含みます。

※ 学校外活動費には、参考書や家庭教師、学習塾代の他にスポーツなどの月謝や交通費も含みます。

単純に全国平均を計算すると、小・中・高校オール公立では約 483万円、オール私立では約1,527万円かかっていると言えます。

しかし、ここには2つの注意点がありますので、引き続きご紹介します。

■注意点1:私立は、経済的に余裕があるご家庭のみと思っていませんか?

FPとして家計の支出について実際お話を伺うと「地元の公立中学校・高校に子どもが馴染まないから私立に転校した」「公立高校に受からなかった」などの思いもよらぬ理由で私立を選択されているご家庭もあります。

子育て全般もそうですが、親の理想通りにならないこともあることを頭の片隅に置きながら“教育費プラン”を立てましょう。

■注意点2:大学進学を希望する場合は、高校の塾代に注意

公立高校の学校外活動費は約24万円/年と中学の約28万円より低くなっています。ここは注意が必要です。

この調査は、あくまで全国平均です。大学進学を希望しないなど、高校で家庭教師や塾代が0円というご家庭が半分以上含まれています。

つまり、大学進学を目指されるご家庭では平均的な約24万円/年より多く教育費がかかる可能性があり、さらには大学の費用・下宿代も多くかかるということが2つのめ注意点です。

同じようなことが、中学受験を考えているご家庭の小学校の塾代でも言えます。

いかがでしょうか。

全国平均を鵜呑みにせず「我が家はどう?」と“教育費プラン”を立てることで漠然とした不安が具体的な目標になってきます。

実際、プランを立てると、子どもの教育費は大きな金額になりますが、児童手当を0歳~中学3年生まで貯めると198万円にもなりますし、保険などの支出を見直すとことで教育費分が節約できたご家庭もあります。

収入を増やす・支出を見直す・公的制度を活用するといった方法で、子どもが小さいうちに教育費を貯めることを実践してみましょう。

(加藤葉子)

【参考】

※ 平成24年度子どもの学習費調査 – 文部科学省

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