お金が貯まらない要因は「教育費の聖域化」かもしれない!?

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年9月20日 22時40分

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可愛いお子さんを目の前にすれば、「この子にはどんなことでもしてやりたい」「幸せになってほしい」と思うものですね。

でも、それがいつの間にか、子どもにはどんなことをしてでもいい教育を受けさせてやらなければならない、それが親としての務めであり、義務であるというふうになっていってはいないでしょうか。

今回は、家計コンサルタントの筆者が、こんなふうにいつの間にか子どもの教育費が聖域化され、“いい教育=お金をかけること”となっていることの危険性についてお話しさせていただければと思います。

■子どもの教育費は聖域化しやすい筆頭です!

「子どものため」「子どもを幸せにするため」、これらは親なら一度は頭に浮かんだことのあるフレーズではないでしょうか。

そして、あとに続く言葉は「だから、しようがないの」「削ってはいけないの」というものです。

こうやって、子どもの教育費はどんどんどんどんエスカレートしていき、聖域化していきます。

■子どもの教育費が家計を圧迫する!?

とにかく、多くのご家庭において、子どもの教育費は増える一方のようです。少なくとも、“減った”“減らした”というご家庭は少ないのではないでしょうか?

それどころか、食費やご主人のお小遣いを削ってでもなんとか捻出していますというのが、子どもの教育費というものです。

もちろん、子どもに一定水準の教育を受けさせてあげることは親の義務であり、責任です。社会に出てちゃんと生きていけるような教育を受けさせてあげることはなんとしてでも親が果たさなければいけないことだと思います。

ですが、教育費が聖域化され、益々エスカレートしていく様には疑問を呈さざるを得ないところもあるなということを感じます。

少なくとも、もし子どもの教育費が家計にとって負担となっているのであれば、それが子どもにとって本当にいいことなのか、必要なことなのか、そして子ども自身も望んでいることなのか、ということについては慎重に考え直してみる必要があることなのではないでしょうか。

■子育てにゴールがあるとしたら、“子どもが自分の力で生きていけることを確認できた”とき!

そうであるならば、そこに辿り着くまでの道のりは決して一つだけではないはずです。

いろんな道があっていい。つまり、いい学校に入り、いわゆるいい会社に入るだけが道でもないし、正解でもないということです。

そして、その子に合った道がいい。そうでなければ、いつか子ども自身が苦しむ日が来てしまうかもしれません。それでは悲しい限りですね。

いかがでしたか?

今回はなかなか子育ての最中にある親自身では気付きにくいことをお伝えさせていただきました。

多くの親は「良かれ」と思ってやっていることがほとんどです。そう信じていますよね。

ですが、残念なことに子どもの側から見るとそうはなっていないことがあるのです。

一つ間違いなく言えることは、お金をかければかけた分だけ子どもはいい子になる、幸せになる、とは限らないということです。逆もまたあり、です。

家計の負担という側面からも子どもの教育費について考え直してみてはいかがでしょうか。

(田辺美穂)

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