あの餃子も値上げへ!円安が与える家計への影響とは

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年9月15日 8時0分

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ついに、有名チェーン店の餃子の王将が、10月から6年ぶりに値上げすると、発表しました。

このニュースは皆さんご存知でしたか? 最近、相次いで食品などが値上げされています。

この値上げラッシュの要因は、消費税が増税されたことはもちろんですが、もう一つ、円安が進んでいることも大きく影響しています。

 しかし、「円安とか円高ってよく聞くけど、よくわからないわ」と言う方に、今回はファイナンシャルプランナーの筆者が、円安が家計に与える影響についてお話したいと思います。

■そもそも円安と円高って?

円安とは、外貨に対して、円が安くなることを言います。円高とは、外貨に対して、円が高くなることを言います。

これだけでは、良くわかりませんよね。

例えば、海外旅行先でお土産を買う時に、今までは1ドル=100円で買えていたものが、1ドル=110円になったとします。 これは、円安と円高どちらでしょうか?

100円で買えていたものが110円払わなくてはいけなくなったので、これは“円安”です。外貨に対して円が弱くなってしまったのです。

では、1ドル=100円で買っていたものが、1ドル=90円で買えるようになったら?

 これは、100円で買えていたものが90円で買えるようになったので、“円高”です。外貨に対して円が強くなったので、安く買えるようになります。

こうして見てみると、外国の物が安く買えるし、円安より円高の方が良いように感じますよね。

では、何故、日本は円安を進めようとしているのでしょうか?

■円安のメリットって?

円安になると、外国の物を買う時(輸入)は高くなってしまうので、あまり物が買えなくなってしまいますが、逆に日本の物を外国に売る時(輸出)に、安く売れるのです。

例えば、日本で100円=1ドルだったものが、円安になると、110円=1ドルになります。

同じ1ドルですが、100円分しか買えなかったのが、円安によって、110円分買えることになります。

 日本は輸出国ですので、輸出が増えれば景気が回復すると言われています。その為、日本は円安を進めようとしているのです。

 しかし、円安が進むと、海外の安い食品を輸入している外食チェーン店や、石油やガソリンなどの燃料の値段も上がりますので、容器代や輸送コストがかかり、私たちが利用するスーパーの食料品も値上げされます。

こうしたことが要因となって、今の値上げラッシュに繋がっているのです。

いかがでしたか?

今回は、円安が家計に与える影響についてお話しました。

円安によって、日本の景気が回復するのは、喜ばしいことです。

しかし、私たちの生活に関わるものが値上げされている一方で、給料はなかなか上がらないと言うのが、今の日本の現状です。

家計を預かるママ達の我慢はもう少し続くのかもしれません。

(葛西晶子)

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