ホントにわかってる?知っているようで知らない「年末調整」とは

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年10月20日 8時4分

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そろそろ、生命保険会社から“生命保険料控除証明書”が届くころではないでしょうか。

私はこれが届くと、「もう年末かぁ……」と、しんみりしてしまいます。この生命保険料控除証明書は、“年末調整”の為に必要ですので、大切に保存して下さい。

では、“年末調整”って何なのか、本当にご存じですか?

“年末になると税金が戻ってくる制度”、こんな認識の方が多いのではないでしょうか?

今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が、知っているようで知らない“年末調整”についてお話したいと思います。

■そもそも年末調整とは

サラリーマンの方は、毎月、給与から所得税が天引きされていますよね。

これを“源泉徴収”と言います。

この毎月徴収されている所得税は、概算で計算したもので、保険料や住宅ローン控除などは考慮していません。

その為、本来の所得税をきちんと計算しなおさなくていけないのです。

この計算が“年末調整”です。

■年末調整還付金は“だたの払い過ぎ”

還付金とは、年末調整で計算した際に、毎月徴収していた所得税が本来の支払うべき所得税より多かった為に返ってきた税金です。

「今年は還付金が多かったからラッキー」、「同じ給与なのに、あの人の方が還付金が多いのは何故?」そんなことを思った方はいませんか?

ラッキーと思ってしまった方、それはラッキーでもなんでもありません。

毎月、給与から天引きしていた税金の額が本来の額よりも多かったので、それを返してもらっただけなのです。

また、払っている保険料や住宅ローンの有無、年の途中で扶養家族が増えた等、その年によって、支払う税金の金額は変わりますので、同じ給与でも還付金が違ってくるのは、当たり前のことなのです。

 反対に、毎月徴収していた所得税よりも、年末調整で計算した本来の所得税の方が多くなる場合もあります。

その時は、不足分として、給与からさらに徴収されることになります。

いかがでしたか?

今回は、知っているようで知らない“年末調整”についてお話しました。

年末調整を正しく計算してもらう為にも、必要な書類は確実に集めて、会社に提出しましょう。払いすぎた税金はきちんと取り戻しましょうね。

(葛西晶子)

Woman Money(ウーマンマネー)

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