奥平大兼、デビュー作で新人男優賞 撮影時の実母への反抗期明かす「親孝行できた」<第94回キネマ旬報ベスト・テン>

モデルプレス / 2021年2月4日 19時49分

奥平大兼 (C)モデルプレス

【モデルプレス=2021/02/04】「2020年第94回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」が4日、都内で行われ、「MOTHER マザー」の演技で新人男優賞を受賞した奥平大兼が登壇した。

同賞は、老舗映画雑誌「キネマ旬報」が1924年(大正13年)に創設。その年を代表する「日本映画」「外国映画」を10本挙げるほか、個人賞として「主演男優・女優賞」「助演男優・女優賞」「新人男優・女優賞」など、その年の称賛すべき映画作品や映画人を表彰する。

今年は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、観客の招待は断念したが、初となるライブ配信で各賞の発表と受賞者表彰式を行った。

◆奥平大兼「MOTHER マザー」撮影時は反抗期?

初めてのオーディションでメインキャストを射止め、長澤まさみの息子役としてスクリーンデビューを果たした奥平。

トロフィーを受け取ると「こんなに栄誉がある賞を頂けて嬉しいです。僕のデビュー作となるこの作品を多くの方に観て頂いて評価をして頂けるのが嬉しくて、ありがとうございます」と弾ける笑顔で挨拶。

「初めての現場で、初めての演技ですごくスタッフさんとかに迷惑をかけたこともあったかもしれないんですけど、優しく接してくれて、僕に演技をする楽しさを教えてくれて、演技をする楽しさに気づけて、僕の人生の中で濃い1ヶ月でした」と撮影を振り返り、「今後も皆様の期待に応えられるよう精進しますのでよろしくお願いします」と気を引き締めた。

毒親に振り回される大変な役柄だったが「撮影は楽しかったんですか?」と司会の笠井信輔アナウンサーから尋ねられると、「めちゃくちゃ楽しかったんです」と頷いて笑顔に。共演した阿部サダヲが初めて知った俳優だったといい、「プロの方に会えるのが嬉しくて、演技の楽しさも知れて毎日『早く明日来ないかな』という感じでした」と撮影を楽しんだことを思い返した。

デビュー作で演技が評価されている状況に「どこが良かったか」と問われても、「自分でも観たときはダメだったところしか見れなくて、自分の良さが気づけなくて、演技経験も全然ないですし、得意なことも苦手なことももっともっと見つけたいです」と謙虚に答えた奥平。

16歳の撮影当時、実の母親と気まずい関係だったといい、そのことを笠井アナから聞かれると、「今は多少直ったんですけどあの頃は反抗的で何も喋れなかったりとか『撮影どうだった?』と聞かれても何も言わなかったりしたので、こういう形で親孝行できたのは良かったと思います」と恥ずかしそうに告白。妹を守る頼りがいのある兄の役を演じ、「家族に対する考え方が結構変わって、身を持って知れました」と考えに変化があったとも明かした。

◆日本映画ベスト・テン第1位は「スパイの妻<劇場版>」

日本映画ベスト・テン第1位は「スパイの妻<劇場版>」(監督:黒沢清 配給:ビターズ・エンド)で黒沢監督が登壇。

主演女優賞は「喜劇 愛妻物語」「滑走路」の演技で水川あさみ、主演男優賞は「アンダードッグ」の演技で森山未來が受賞。森山は表彰式は欠席となり、ビデオメッセージを寄せた。

新人女優賞は 「風の電話」「タイトル、拒絶」でモトーラ世理奈が受賞。「私がここにいるのは沢山の方たちのおかげです、本当に感謝しています。ありがとうございます。これからも沢山の素晴らしい方たちと出会っていろんな世界に飛んでいきたいなと思います」と受賞の喜びを語った。

なお、2位以下は2月5日発売号の紙面にて発表となる。(modelpress編集部)

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