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蒔田彩珠「ハピネス」は「初めての経験が多い作品」女優としては“挑戦”の年に<インタビュー>

モデルプレス / 2024年5月29日 7時0分

蒔田:「好き」という気持ちを忘れないことです。ずっと頑張っていると「頑張らなくちゃ」と思うようになってしまうと思いますが、「好きだからやっている」ことを忘れずに、頑張りすぎずに続けてみてほしいです。私自身も忙しかったり眠れなかったりするとどうしても疲れちゃうんですけど、「好き」という気持ちを思い出しながら取り組むことを意識しています。

― では最後に、蒔田さんの女優としての目標を教えてください。

蒔田:今年からは、今までできなかったようなことにも挑戦していける年にしたいと思っています。仕事の幅が広がった一方で、何を頑張るかは自分で慎重に決めなくてはいけなくなったので、いろいろと考えながらやろうとしている段階です。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

INTERVIEW PHOTO:加藤千雅

◆映画『ハピネス』

「わたしね、あと1週間で死んじゃうの――。」

恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった。残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度 100%のラブストーリー。 医者から余命1週間を告げられた高校生の由茉と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する雪夫。残された日々を悲しみに暮れるより笑顔で幸せに過ごしたい、自分らしく生きて、やりたいことに挑戦する、そして何よりも愛する人とずっと一緒にいたい。そんな由茉の願いを叶えるために雪夫は悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女に寄り添うことを決意する。そんな2人の奇跡のような7日間を描いた<ハピネス:幸福>に包まれた物語。

出演:窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊

原作:嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊)

監督:篠原哲雄 脚本:川崎いづみ(※「崎」は正式には「たつさき」)

配給:バンダイナムコフィルムワークス

◆蒔田彩珠プロフィール

2002年8月7日生まれ、神奈川県出身。ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(関西テレビ/2012年)をきっかけに、映画「三度目の殺人」(2017年)、第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品「万引き家族」(2018年)など是枝裕和作品の常連に。河瀨直美監督の「朝が来る」(2020年)では「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞受賞、「2020年第94回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」助演女優賞、「第45回報知映画賞」助演女優賞を受賞。2021年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインの妹役を演じ、注目を集めた。近年ではNHK夜ドラ 「わたしの一番最悪なともだち」(2023)で主演を務めたほか、Netflix映画 「クレイジークルーズ」、Netflixシリーズ 「忍びの家 House of Ninjas」に出演した。

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