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FANTASTICS木村慧人、本格ラブシーン初挑戦で参考にした作品とは 役に引きずられた撮影期間「感情ぐちゃぐちゃでした」【「さっちゃん、僕は。」インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年6月3日 7時0分

◆「感情がぐちゃぐちゃでした」演じるうえでの苦労

共感されにくいキャラクターだからこそ、役作りも困難を極めた。「一度のトラウマでこんなにも破滅の道へ進んでしまうのかと思いました。紫乃さんと自分が踏み入れたことのないところに踏み込んでしまって、そこから始まるストーリーも演じていて辛かったです。さっちゃんのことが好きなのは当然なんですけど、紫乃さんのことも好きなのかなって演じているうちにわからなくなってきて。さっちゃんにも紫乃さんにも申し訳なくて、感情がぐちゃぐちゃでした」

普段は明るい笑顔で多くのファンにエネルギーを与えている木村だが、その魅力的な笑顔は京介を演じるうえでは封印した。「普段が陽なのですぐ笑っちゃうんです。1番難しかったのが、京介くんがさっちゃんに対して愛が芽生えて笑顔になるシーン。そこはいつもの僕が出すぎて『京ちゃん笑いすぎてるね』って言われました。どれぐらい笑っていいのかわかんなくて」

「京介くんは目が死んでいるというか、目に光が宿ってないというのはすごく意識しました。本当に無になるようなイメージです」とも語る。「役作りしすぎてもナチュラル感がなくなってしまうと監督から言われたので、若干京介くん要素を入れるぐらいに抑えました。それから喋り方のトーンも少し変えています。普段人と話すときはギアが上がるんですが、いつもよりもっと低くて冷静な感じです」

◆木村慧人、京介に引きずられた撮影期間

撮影から離れていても、役に引きずられているという自覚があったという。「引きずられていましたね。普段より笑えない時がありました。無意識なんですけど、僕は笑っているつもりでもクールに見えていたりするので『あ、そんな引っ張られてるんだ』って気付きました。最近メンバーから『なんか笑顔がセクシーでぬるっとしてる』『大人になっちゃった』とも言われました(笑)」

撮影期間はFANTASTICSのアリーナツアー真っ只中だった。京介は光が無い目である一方で、FANTASTICSのパフォーマーとしてステージに立つときはキラキラと輝いていなければならない。

「ダンスと演技は僕の中で全然違うものなので、ライブでその切り替えはできました。でもリハーサルとかプライベートでは喋っていてもクールになっていたらしく、周りに『役から抜けてないよ』と言われることもありました。京介と本気で向き合っていたからだと思います」

◆木村慧人、ラブシーンで参考にした作品は?

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