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ドラマ「Destiny」石原さとみプロデュースの奏ファッション 色使い・素材…シーンとリンクしたコーデに迫る【スタイリストインタビュー】

モデルプレス / 2024年6月4日 12時0分

石原さとみ「Destiny」(C)テレビ朝日

【モデルプレス=2024/06/04】女優の石原さとみが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Destiny』(毎週火曜よる9時~)。今回モデルプレスでは、石原のスタイリングを担当する宮澤敬子氏にインタビューし、ファッションのポイントやスタイリングのコツを語ってもらった。

◆石原さとみ主演「Destiny」

同作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会を果たしたことで、青春時代の“ある事件”が甦り、運命の波に翻弄されていくことになる物語。

職業柄スーツスタイルが多くなる中、色使いやアイテムの組み合わせのバリエーションが豊富で洗練された奏のファッションはつい目で追ってしまう。今回はそんなスタイリングのコンセプトやこだわりを聞いた。

◆石原さとみ、検事役ならではのスタイリングポイント

― まずは奏のファッションのテーマ・スタイリングのコンセプトを教えてください。

宮澤:奏という強さと覚悟をもった女性を表現するために、石原さんと「リボンやボウタイはちょっと違うよね」「彼女の生い立ちやストイックなところを表現するには何がいいかな?」と話し合いながら衣装を決めていました。検事としてのスーツスタイルのときは研ぎ澄まされている印象になるように、彼女の意志の強さが見えるように、常に引き算をしながら無地のものやノーカラーのブラウスを中心に作り上げています。ただ強さだけではなく、本人の優しさや包み込むような愛情を表現するために、ノーカラーでシンプルだけど、柔らかい素材で馴染みやすいベージュや薄いグレーも使って、“強くて優しい奏”を体現できるように意識していました。

お部屋にいるときも黒や紺といった強い色よりは、優しいベージュや白で柔らかさを出すようにして、パーカースタイルも首元を緩くして程よい抜け感を作っています。

― スタイリングを組むうえで気をつけていたことはありますか?

宮澤:石原さんは本当に洋服がお似合いになる方なのでどんな衣装も着こなされてしまうのですが、奏は“意図してこの服を着ている”という人にしたかったので色や形、組み合わせなども細かく考えながらスタイリングを組みました。

― 衣装に関して石原さん自身の意見が反映されている部分や、事前にご本人と話し合ったことはありますか?

宮澤:例えば「夜のシーンだから暗い色は避けたいよね」「奏がこの日はこういう気持ちでいるからこの服がいい」「日が差したときに透け感がほしい」などシーンの状況に合わせて想像しながら石原さんがいろいろなアイデアをくださって、私はそれを落とし込んで作っていました。奏という人間がどういう人であるのかを理解していて、やはりご本人が1番のプロデューサーであって奏を作り上げているなと実感しました。

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