吉沢亮、20代は“仕事の記憶しかない” デビュー15周年で考える「ストレスフリーな生き方」と貫いている信念【写真集「Profile」インタビュー】

吉沢：（笑）。いや、犠牲にする瞬間も大事なんですけど、実際は犠牲にしちゃダメなんですよね。「思い立ったらすぐその場でやること」かな。何かで聞いたことがあるんですけど、やっぱり人間って「あれやろう、これやろう」って計画していくとやらない。面倒くさくなっちゃって、やらなくて良い理由を探し出しちゃうらしいんです。だから「やろう」って思った瞬間に行動に移すっていうのは大事な気がします。

― 大切なことですね。モデルプレスには10代の若い読者も多いのですが、15歳でデビューをした吉沢さんが今の10代に伝えたいことはありますか？

吉沢：10代しか許されないことって結構あるんで、本当に楽しんでほしいなって。もう色んな失敗をしてほしいですね。興味があることに手当たり次第触っていけば良いと思います。「楽器やってみたい」とか「絵に興味がある」とか、「TikTok楽しい！」とか…！（TikTokなどの話題になり）俺らの時代からしたら「今の世の中で流行っているもの全部黒歴史じゃん」って気がしちゃうんですけど（笑）、そういうことで良いんだろうなって。好きなことをなんでもかんでもやった方が良いんじゃねぇかって思います！

― ありがとうございました！

（modelpress編集部）

◆吉沢亮（よしざわ・りょう）プロフィール

1994年2月1日生まれ、東京都出身。2019年、『キングダム』で第43回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」、2022年のフジテレビ系月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」、映画「ブラックナイトパレード」では主演を務めた。近年の出演作は「キングダム2 遥かなる大地へ 」（2022年）、「ファミリア」「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-／-決戦-」（2023年）、「キングダム 大将軍の帰還」（2024年7月12日公開）など。

◆吉沢亮写真集「Profile」

2009年15歳でデビューして以降さまざまな作品に出演し、2024年6月21日にデビュー15周年を迎える吉沢。そのデビュー15周年企画の第1弾として「Profile」の発売が決定した。

同写真集は、2月に発売された「吉沢亮2024.4→2025.3カレンダー」から多くの未使用カットを収録。撮影段階からスタッフ一同「カレンダーだけではもったいない！」と、おさめきれなかったカットの数々を届けるべく、写真集の発売に至った。

2023年、20代最後の1年を通して北海道・京都・関東近郊にて四季折々の景色や日本の壮大な自然とともに、また格式高い建築物を撮影地として選定し撮影に臨んだ。カレンダーでは吉沢のさまざまな表情や、カメラマンの荒井俊哉氏こだわりのモノクローム写真・ポートレート写真など貴重なカットがたくさんおさめられており、29歳の吉沢を存分に堪能できる内容となっている。

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