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井浦新、日仏合作映画で主演 水原希子・三浦透子らキャスト発表【徒花-ADABANA-】

モデルプレス / 2024年6月13日 12時0分

井浦新「徒花-ADABANA-」より(C)2024「徒花-ADABANA-」製作委員会/DISSIDENZ

【モデルプレス=2024/06/13】俳優の井浦新が、10月18日公開の日仏合作映画『徒花-ADABANA-』で主演を務めることが決定。併せて、ほか4人のキャストが発表された。

◆甲斐さやか監督最新作「徒花-ADABANA-」

長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』(2019)が第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞するなど、繊細かつ圧倒的に作りこまれた世界観が国内外問わず高く評価されている甲斐さやか監督の最新作・日仏合作映画が決定した。

本作は、甲斐監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。タイトルの『徒花』(あだばな)とは、咲いても実を結ばずに散る花、「無駄な花」を意味する。国家により、ある“最新技術”を用いて【延命治療】が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に侵された時、全く同じ見た目の自分である“それ”が提供されたら?そして、病の身代わりになってくれたら?甲斐監督が現代に解き放つ、命の問題作である。

◆井浦新、主演に決定

主演には、数々の作品に出演するなど日本映画に欠かせない俳優である井浦。プロットが出来上がる前から本作の出演を熱望し、「甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています」とコメントを寄せている。

また、同じく本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、唯一無二の存在感を放つ俳優としても目が離せない水原希子。水原は「徒花は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります」とコメント。さらに、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏など、錚々たる確かな実力派俳優陣が、甲斐監督最新作に出演を熱望し集結した。

併せて本作の編集には『落下の解剖学』(2023)で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャル氏と『ドライブ・マイ・カー』(2021)編集担当の山崎梓氏が担当。甲斐監督と第一線のスタッフがタッグを組み、美しい化学反応が本作に解き放たれる。

◆永瀬正敏撮影「徒花-ADABANA-」キャラクタービジュアル解禁

また今回、永瀬撮影のキャラクタービジュアルも解禁。「自分」と、すべてを身代わりになってくれる、もう1人の自分の「それ」をデカルコマニー(転写)で演出したデザインに。自分と「それ」は一見同じの様で、全く同じではない。生き写し、完璧なコピーではない「それ」のビジュアルは、美しさ且つ不穏さが解き放たれているビジュアルに仕上がっている。

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