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「9ボーダー」3姉妹の父役・高橋克実、舞台中は3ヶ月禁酒 役者歴35年のこだわり明かす【インタビュー】

モデルプレス / 2024年6月13日 21時0分

― 川口春奈さん(次女・七苗)、木南晴夏さん(長女・六月)、畑芽育さん(三女・八海)の“3姉妹”についてはいかがですか?

高橋:この前やっと、お母さん役の堀内敬子さんが出てきてくれたのでちょっとホッとしました。あんなきれいな3人が僕からよく生まれたなと、どう考えても多分視聴者の方も納得いかないと思うので(笑)。美しいお母さんを見て、なるほどと納得していただけたと思います。

◆高橋克実、銭湯での思い出

― 今回銭湯の店主を演じられていますが、銭湯にまつわるご自身の思い出はありますか?

高橋:実家にいた時は家にお風呂があったので、子どもの頃は銭湯にはあまり行かなかったですね。銭湯は「行ったことないから行ってみたい」と思っていました。それこそTBS日曜劇場の『時間ですよ』で観るくらいでした。銭湯が日常になったのは、東京に出て来てから。町の定食屋に入るのとか銭湯に入るのって、すごくドキドキしました。

― 実際に1人で銭湯を体験してみてどうでしたか?

高橋:親と関係なく自分でお金を払って1人で風呂に入ること自体がワクワクしましたし、あとは家のお風呂にはシャワーがなくて湯船のお湯で体を洗っていたので、銭湯にあるシャワーがすごく気持ちよかったのを覚えています。今でもパーっとシャワーを浴びていると、ちょっとぜいたくな気持ちになります。あとは住んでいた笹塚に夜1時までやっている銭湯があって、だいたい終電で帰ってきてギリギリで駆け込んでいました。僕が住んでいたアパートからすごく近かったのですが、新宿でお芝居を観た後に飲んで帰ってくると、当時は小劇場の俳優さんたちもいっぱいその銭湯に来ていて、みんな黙々と体を洗うっていう妙な光景でしたね。

― その記憶や体験は今回の演技にも活かされているのでしょうか?

高橋:実生活では今回の役どころのように経営をしているわけではないので(笑)。でもやっぱり昔から銭湯をいろいろ調べたりしていたので興味があったんだと思います。例えば友達の家に泊まりに行ったときや、都内でも、それまで行ったことがなかった場所で銭湯を見つけるとすぐに行っていました。お湯が何種類もあるとか、冷蔵庫にある飲み物とか。舞台で地方公演に行くと、みんなで一緒に銭湯に行ってたんですよ。そうやって、いろんな銭湯を見てきたので、今回、雰囲気はすごくよく分かっているつもりです。

◆高橋克実、五郎の羨ましい部分

― 今回、失踪したり戻ってきたりする役柄を演じる中で、共感するようなところはありましたか?

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