Hey! Say! JUMP山田涼介、芸能活動20周年で初の教師役へ 生徒役の経験から考える現場作りとは【「ビリオン×スクール」前編】
モデルプレス / 2024年6月19日 12時0分
さらに、役作りのこだわりは衣装にまで。「時間は有限なので服を決める時間ももったいない」と考える起業家のスティーブ・ジョブズにヒントを得て、一貫して“1ミリも変わらない”同じ衣装にしたという。「プロデューサーや監督と話しながら決めたので、そういった部分で普通の人ではありえないという感じが出てくるのではないか」と“変な人”という印象を細部まで体現しているというから楽しみだ。
◆山田涼介、生徒役の経験から教師役への意気込み
「探偵学園Q」(日本テレビ/2006・2007)でのドラマ初出演から「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」(日本テレビ/2008)での連続ドラマ初主演、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ/2013・2014)、「地獄先生ぬ〜べ〜」(2014)など数々の学園ドラマで生徒役を演じてきた山田。今年31歳で芸能活動20周年を迎え、教師役へと立場が変わったことについて心境を問うと「やっぱり自分が教師を演じることはあまり想像したことがなかったので、まずびっくりしています」と感慨深さを覚えたよう。本作の生徒役としては、これまでに松田元太(Travis Japan)や水沢林太郎、山下幸輝、柏木悠(超特急)、上坂樹里らの出演が発表されているが、山田自身が生徒役を何度も経験してきたからこそ、今度は教師として作りたい現場の雰囲気を語ってくれた。
「僕は年齢だけが先走っていて見た目があまり変わらないタイプだとプロデューサーとも話していたので、生徒に見られないようなビジュアルを作り、先生と生徒としてある程度の距離を保ちながらも、現場の空気は座長として僕がちゃんと引っ張っていければと思っています。僕は“学園モノ”に出演した思い出がすごく心に残っていて。生徒の中にはこれからもっと活躍していく子たちもいっぱいいると思いますし、そういう子たちにとっていい思い出になるような現場作りを率先して作っていきたいです。コミュニケーションの取り方は人それぞれ違うとは思うので、時間をかけながら1人ひとりの個性を見ていって、1人ひとりとちゃんとコミュニケーションが取れたらと思っています。いかんせん僕はそんなにコミュニケーションを取ることが得意ではないのですが…(笑)。今回の現場ではちょっと頑張りたいなと思っています」
◆山田涼介、学生時代に救われた教師の存在
座長として引っ張っていく覚悟を決めながらも、先輩俳優として伝えたいことを聞くと「勘弁してくださいよ(笑)。ないですよ!」と和やかに笑った山田。「僕もまだまだ学ぶ立場として日々勉強だと思っていますので、一緒に学んでいけたら嬉しいです」と謙虚な心も忘れず「役柄は生徒と教師ですが、現場に立てば1プロとして、皆同じ土俵で同じ方向を向いて歩くので、そこは関係なく、皆で成長していけたら」と意気込んだ。その生徒役の俳優たちへ真摯に向き合おうとする姿勢は、学生時代に彼自身と向き合ってくれた教師の影響もあるのかもしれない。
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