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「アンメット」杉咲花&若葉竜也、好きなシーン・アドリブ明かす「台本にないアドリブはわりとバレてない」

モデルプレス / 2024年6月17日 8時0分

Q.これまでの放送で、好きなシーン、印象に残ったセリフがあればお教えください。

アドリブっぽく見えるとこほど、実は台本があって、台本にないアドリブは、わりとバレてないんです。そういったあたりの感想をみて、ニヤニヤしてますね。例えば、6話の『チクっとしますよ』というのは、台本通りです。あれは、何カットも撮った上で笑うタイミングとか、セリフの間とかしっかり作られた芝居として存在していて。逆に、3話の『ぶっ飛ばします。昨日ロッキー見たんで』、あれはアドリブですね。原作の中に、三瓶は、ロッキーが好きというくだりがあったので、頭にあって。その場でやってみて、そのシーンを撮影してから、スタッフさんがセリフとして“ロッキー”が使えるかを確認してましたね。台本では『あの野郎』だけでした。そういうシーンはたくさんあるので見つけてください。自分のお気に入りを探してくれたら嬉しいです。個人的には星前がお母さんの事を話すシーン。感動しました。素晴らしすぎるお芝居でしたよね。あとは術者の景色を見たミヤビが「忘れたくないなぁ」と呟くシーン。杉咲さんがあの台詞をあの温度で発した事に鳥肌が立ちました。4話のラスト、綾野の「前にもこんなことあったな」ってとこも本当に素晴らしかったですね。

Q.10話や最終話にむけて『アンメット』視聴者にメッセージをお願いします。

前回放送の9話は、『アンメット』チーフ助監督の日髙さんが監督をしていて、ずっと傍らで見てくれていた方だったというのもあって、自由にやらせてもらいました。最後のシーンは、14分長回しだったり。近くで見ていてくれたからこそ、撮れた画がたくさんある。照明部、撮影部、録音部、演出部という各部署が力をあわせていろんなアイデアを出して一致団結できたなと思います。撮影前のリハーサルでは数十人のスタッフが輪になって芝居を確認して1カットのために1時間以上セッティングして全員緊張してカメラがまわる。最高に贅沢な時間でした。10話11話は、またメイン監督のYuki監督が担います。Yuki監督は繊細に芝居をみて、掬い取ってそれをしっかり作品に組み込む方なので俳優としては緊張する相手です。同時に僕もそんな監督がなにを見つめているのかを細かく見ています。演出家と俳優として緊張感がある理想的な関係性なので、一瞬の油断もできません。我々は9話ラストから10話、11話は1本の作品だと思ってます。いろいろなものがうごめき出していきます。ぜひ目撃してください。

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