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乃木坂46卒業後初ドラマ出演、山下美月に不安や覚悟を問う「今の私のエンジン」と語った内容とは

モデルプレス / 2024年7月4日 19時10分

― 乃木坂46時代は“年中無休アイドル”と呼ばれることもありました。アイドル活動がなくなり、時間に余裕ができたことは、お芝居に向き合う上でプラスに働きそうですか。

【山下】そうですね。以前よりも自分の時間が増えたので、ちゃんと息抜きできるようになりました。肩の力を抜くことができるようになったというか。今までは本当に時間がないと言いながら台本を抱えてすごく焦っていたので。増えた時間の半分は自分の時間、もう半分は役に向き合う時間、今はそのバランスがとても良い方向にいくのではないかと感じています。

◆山下美月、卒コン後は「親友と海外旅行」

― 5月の卒コン後は、少し休むことを公言していましたね。

【山下】はい、とても自由な時間を過ごすことができて、幸せでした。期間だけでいえば皆さんが思っていたより短めだったかもしれませんが、数週間でも仕事のことを考えずに生きる時間はとても新鮮でした。

― どんなことをして過ごしましたか。

【山下】中学からの親友と海外に遊びに行きました。でも基本的にはあまり外に出ず、毎日ご飯を作ったり、家で映画を観たり。携帯を3日くらい見ないなんてこともありました。

◆山下美月、乃木坂46卒業後初ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」

原作は講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画「降り積もれ孤独な死よ」(原作:井龍一氏、漫画:伊藤翔太氏)。ドラマは未完の原作をもとにオリジナルの要素を交えて展開されていく。山下はドラマオリジナルのキャラクター、「週刊文苑」記者の森燈子(もりとうこ)役。取材の中で少女失踪事件と灰川邸事件の繋がりに気づき、過去の事件の真相を暴こうとする。

物語が動き出すのは、一軒のひとけのない屋敷から13人の子どもの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件。事件の真相を追う刑事・冴木仁(成田凌)と、かつてこの屋敷に住んでいたという謎の女性・蓮水花音(吉川愛)。彼女は屋敷の持ち主で事件の容疑者・灰川十三(小日向文世)を“父”と呼び、「灰川は犯人ではない」と主張するが…。謎多き灰川邸事件発生から7年、一人の少女の失踪事件をきっかけに灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる…。

<山下美月コメント>
森燈子を演じます、山下美月です。この事件の闇に隠された謎を、記者として突き止めていきます。真実を暴くことだけが、正しさなのか? 今作の素敵な脚本をいただいたときから、ずっと考えていました。事件の裏に隠れた家族の愛や罪も、全てを明らかにするのが記者としての正義ではありますが、それと同時に一人の人間として守りたいものも大切に演じたいです。森の第三者の視点から、視聴者の皆さんとともに走りきりたいと思います。ぜひ楽しみにしてくださったら幸いです!

(modelpress編集部)

◆山下美月(やましたみづき)プロフィール
1999年7月26日生まれ。O型。東京都出身。2016年、高校2年生のときに「乃木坂46 3期生オーディション」に合格してデビュー。センターを務めるなどグループのエースとして活躍し、2024年5月に卒業。乃木坂46在籍中から俳優としても高い評価を受け、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、TBS日曜劇場「下剋上球児」、TBS火曜ドラマ「Eye Love You」などに出演した。11月22日公開の映画「六人の嘘つきな大学生」への出演も控える。

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