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中沢元紀&小林虎之介、2日かけた告白シーン裏話「壁にぶち当たって」【「ひだまりが聴こえる」インタビュー後編】

モデルプレス / 2024年7月24日 17時0分

小林:実を言うと、普段は落ち込まないんですが、そのときはひどく落ち込んでしまいました。

中沢:1人で閉じこもっていたので、声かけるのは止めたほうが良いかなと思い、そっとしていました。

― その落ち込みを乗り越えられたきっかけはありましたか?

小林:現場にいる監督とスタッフさんを見ていたら、良い作品を作りたいというのはみんなの共通認識だと実感しました。正直、うまくできなくて申し訳ない気持ちが大きかったんですが、「謝る必要ないよ」「良い作品を作るために費やした時間なのに、君が謝る理由は一つもない」とみんなが言ってくれて、もっとしっかりしないといけないと思い、立ち直れました。現場の人がいなかったら、最後まで落ち込んでいたと思います。

◆中沢元紀&小林虎之介、宇佐卓真&夏生大湖の印象

― 宇佐卓真さん、夏生大湖さんも出演していますが、現場の雰囲気はいかがですか?

小林:僕は絡むシーンが多いですが、2人ともすごく良い子なので、すぐに仲良くなれました。人見知りなのである程度の壁を作ってしまうこともあるんですが、途中からはなくなって、「今日も頑張ろうね」と休憩時間もずっと喋っていました。

中沢:あまり年下の方が現場にいることが少なかったので可愛らしいです。僕は太一よりも関わるシーンがなかったんですが、 3人で仲良くしているのを見て、良いなと思いながら休憩中に話しかけに行って、本当の大学生みたいな感じで楽しかったです。

◆中沢元紀&小林虎之介の悲しみを乗り越えた方法

― さまざまなドラマに出演して活躍しているお二人だと思いますが、これまでの人生の中で悲しみを乗り越えた方法、落ち込んだ時に乗り越えた方法を教えてください。

小林:進学校に通っていたので、仲の良い友達もみんな頭が良くて、僕一人だけ大学に落ちてしまったんです。その後予備校に行っていたんですが、人生を賭けて勉強しないと人生が終わってしまうと思っていたので、1年間誰とも会わずに過ごしていました。次の年に大学に通い始めたんですが、1年間ほとんど誰とも話していなかったので、新歓でも周りに人がいるのが怖くて一人の場所に逃げるなど、人と喋られなくなってしまったんです。高校では明るい性格だったので、そんな自分が情けないと思いつつ、2年くらいはずっと大学に落ちた劣等感を持っていて、「どうしよう」と落ち込んだ時期がありました。

― 一人から抜け出せた瞬間はありますか?

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