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高橋文哉&西野七瀬、W主演で初共演 直木賞受賞作“奇跡の物語”「少年と犬」実写映画化

モデルプレス / 2024年7月15日 5時0分

高橋文哉、西野七瀬「少年と犬」スーパーティザービジュアル(C)2025映画「少年と犬」製作委員会

【モデルプレス=2024/07/15】俳優の高橋文哉と女優の西野七瀬が、2025年春に公開の映画『少年と犬』でW主演を務めることが決定した。

◆馳星周氏原作「少年と犬」映画化

馳星周氏が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部45万部を突破している名作『少年と犬』(文春文庫)。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説は、読者の中では「現代版の『フランダースの犬』」のようで泣いた!」と話題になった。

飼い主を亡くし岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、南の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流。今回、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化となる。

◆高橋文哉&西野七瀬「少年と犬」W主演に

“多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野が務めることが決定。フレッシュな2人が力を合わせて、人間と犬の絆の物語をスクリーンに描く。生まれた時から実家に犬がいて、犬と共に生きてきたと言っても過言では無いほど犬が好きと語る高橋は「人生を一緒に過ごしてきた犬と映画を撮影できることを本当に嬉しく思いました」と喜びを語っており、初めての瀬々組参加に関しては「こだわりを持って繊細に描く人間模様に惚れ惚れしながら、どきどきとワクワクをもってお芝居することができました」と明かした。

また、初共演となった西野に関しては「お芝居にすごく真っ直ぐな方で美羽と和正としてともに向き合えたことを光栄に思います」とコメント。「多聞と出会い自分を見つめ直し自分の正義と向き合い、人生を模索する2人と1匹の織り成す掴みきれない空気を楽しみに公開をお待ち頂けたら嬉しく思います!!」と熱い想いを語った。

一方、初のW主演作品となる本作に西野は「今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました。ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います」と話し、初の瀬々監督作品への心境を明かした。

そんな2人をW主演に迎えメガホンを取るのは、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。企画・プロデュースは平野隆氏、脚本は林民夫氏が務める。原作者・馳氏は「犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う」と喜びのコメントを寄せた。(modelpress編集部)

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