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菜々緒、圧倒的無能なヒロイン役に「無能の鷹」でテレ朝系連ドラ初主演決定

モデルプレス / 2024年8月6日 5時0分

今回解禁されたメインビジュアルでは、光り輝く巨大オフィスビルを背景に、いかにも<デキそう>な菜々緒(主人公の鷹野)が、ファッション誌の表紙のようなカッコいい姿でこちらを見つめている。しかし、そこには<無能ですが、何か?>と潔くて気持ちいい、開き直りキャッチコピーが。このギャップこそが今作の醍醐味となるのだが、「ダメな自分も認めてあげられるような、さわやかな無能さを皆さんに届けたい」との菜々緒の想いも込められたメインビジュアルとなっている。(modelpress編集部)

◆菜々緒(鷹野ツメ子役)コメント

― 最初にオファーを受けた時、原作を読んだ時の印象を教えてください。

原作を読んだ際、今までにないお仕事コメディだなという感想を持ちました。というのも、ヒロイン・鷹野ツメ子が最初から最後までずっと無能(笑)。ダメな主人公が切磋琢磨しながら、最終的に成長していくストーリーではないんです(笑)。新しい風が吹いたなという印象の原作でしたので、この令和の時代に、そんな斬新なお仕事コメディをお届けできるのがすごく光栄です。

― 主人公・鷹野は“超有能そうなのに衝撃的かつ圧倒的無能なヒロイン!”ですが、演じる上で意識したいことはありますか?

できないことがあっても、清々しく生きている鷹野という存在は、すごく今の時代に深いメッセージを届けてくれると感じました。ダメな自分も認めてあげられるような、さわやかな無能さを皆さんにお届けできたらいいなと思っています。

― 鷹野の魅力はなんでしょうか?

私は、鷹野は禅とか仏のような、ある意味で超越した存在だと思っています。敵を作らないと言いますか、もはや<敵ができない無敵さ>といったものがありますし、超人的な部分もあり、そこが彼女の魅力なのかなと考えています。さらけ出してありのままの自分でいられるというのは、素晴らしいことだなと思いますし、ありのままの自分であるがゆえに、物事がうまく進むというのは、本来の人間のあるべき姿ですよね。今の時代、息苦しさを感じたり、切羽詰まった状況に置かれているような方もたくさんいらっしゃると思いますので、「私も大丈夫かもしれない」と、肩の力が抜けるような、クスッと笑える鷹野を演じていきたいです。

― 菜々緒さんもなんでも完璧にこなす印象がありますが、これだけはできない…!という“無能エピソード”はありますか?

実は音読がすごく苦手で、カンペを読むのが不得意なんです。何回も噛んでしまって、何回もNGを出して…。このお仕事を始めて15年近く経つのですが、未だに慣れません。小学校の時から、授業で音読をするのが恐怖で仕方がなくて(笑)。それだけは、克服できないままですね。だけど、鷹野は失敗しても何も感じないんですよね(笑)。その精神性は、すごく勉強になります。

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