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SixTONES京本大我、幾度のキスシーンに熱いハグ…3時間熱演・圧巻歌唱力で帝劇圧倒【モーツァルト!】

モデルプレス / 2024年8月20日 4時0分

京本大我&真彩希帆のキスシーン/「モーツァルト!」ゲネプロより(C)モデルプレス

【モデルプレス=2024/08/20】俳優の古川雄大とSixTONESの京本大我がWキャストを務めるミュージカル「モーツァルト!」が、19日より東京・帝国劇場にて開幕。本記事では同日に開催された京本のゲネプロの様子をレポートする。<※記事内写真ネタバレあり>

◆京本大我、帝劇初主演で熱演

奇跡の子と呼ばれた頃のままの“才能の化身”・アマデと、自由を愛する青年・ヴォルフガング(京本)の2人の共存によって、“人間モーツァルト”の生涯を描いていく本作は、幼少期のヴォルフガングが天才ともてはやされ、人前でピアノを演奏するシーンからスタート。“奇跡の子”と呼ばれる彼の物語が幕を開けた。

大人になり、父・レオポルト・モーツァルト(市村正親)と対立しながらも音楽を心から愛するヴォルフガング。京本は、本作の代表曲「僕こそ音楽(ミュージック)」をはじめとする名曲たちを、その時々の場面に合わせ見事な表現力で歌い上げる。圧倒的な声量と美しい歌声が会場内に響き渡った。

さらに、本作ではラブシーンも多数。特に知人のウェーバー一家の娘で、後の妻となるコンスタンツェ(真彩希帆)とは急速に愛を深めていき、幾度と渡る濃厚なキスや熱いハグシーンが繰り広げられた。普段のヴォルフガングのキャラクターとは異なる表情でロマンティックなシーンに仕上げた。

開幕前に「なるべく守りに入らずに、“攻める”気持ちで行きたいです。ヴォルフガングだけではなく、京本大我自身の心もあえて尖っていたい。腰が引けたくないし、心持ちだけは常に強く前を向いていたいです。勿論謙虚さは持ちつつも、舞台に挑む上での“尖り”が、ヴォルフガングの役柄にも良い影響を与えられたら良いなと思います」とコメントしていた京本。その言葉通り、コロコロと変わる多彩な表情と大きな身振りで“これでもか”というほど魂をぶつけた熱演で圧倒。音楽家としての成功裏にある“才能=自分の影”との戦いや家族との関係性など、ヴォルフガングの苦悩が描かれていく中で、彼が持つ天真爛漫でチャーミングな素顔と、人を惹きつける不思議な魅力を体現した。一方で、少しやんちゃなヴォルフガングからは京本独自の色もうかがえ、難役に挑む中でも自分らしさを忘れない彼の“尖り”を見せつけられた。約3時間に渡る公演を京本が掌握していた。

そして、市村らをはじめとする豪華なキャスト陣が織り成す鮮やかな演技と、華やかなセットや衣装は圧巻で見ているだけで心が弾む。生演奏も加わったステージを前にすれば、一瞬で「モーツァルト!」の世界に没入できるだろう。

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