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「西園寺さんは家事をしない」松村北斗の芝居が物語を複雑化「もう敬服という感じ」【第7話プロデューサーコメント】

モデルプレス / 2024年8月19日 18時25分

◆松村北斗の芝居が物語を複雑化「もう敬服という感じ」

西園寺さんと横井の心が近づいていくのと同時に、楠見の気持ちが大きく動いていきそうな気配も見えてきています。楠見は、第6話の家族会議でも話していたように、西園寺さんへの特別な想いは“家族愛”であるという答えを出しています。家族として西園寺さんを大事に思っているからこそ、西園寺さんの幸せを願い、自分とルカは出ていくと言う。対する西園寺さんは、家族として大事に思っているから一緒にいたいと考えていて。お互いをとても大事に思っているということは2人とも同じ。それなのに、全く真逆の答えを出してしまうこの2人を、やっぱり面白いなと思いました。

そこに横井が入ってくることで、楠見の中に、今までの人生で体験したことのないような、なんなのかわからない未知の感情が生まれ始める。そんな自分でも理解できない感情に遭遇した楠見を、松村さんがとても丁寧に表現してくれていて、もう敬服という感じです。楠見の中に生まれた小さな変化が繊細に表情に表れてきているのを観ているだけで、ワクワクしてしまいます。 それと同時に、楠見にとって、ここまでの西園寺さんとの暮らしが、彼にとてつもなく大きな何かをもたらしていることが見えるような気がして、切ないような嬉しいような気持ちにもなる。“この感情はなんなんだろう”という疑問と向き合っている楠見の気持ちを、観ている方が一緒に探りたくなる気持ちにさせられるのは、間違いなく松村さんのお芝居の力。それが、物語をより複雑に、そして面白くしてくれていると感じます。

◆津田健次郎、倉田瑛茉を抱っこ 横井&ルカにキュン

第7話ではまず、“仮彼氏”というメンバーが新しく加わったことで、偽家族が一歩前進するところから始まります。そして、西園寺さんのマインドや楠見自身に変化が起こることで、彼らの知らないところで、偽家族の周りにも影響が出ていきます。自分たちを助けてくれる人や協力してくれる人はたくさんいるんだぞと感じられる場面がいろいろ出てくるのですが、これはまさに、横井が第6話で話していた「家族以外にも頼れる人がいるんだぞ」という考えの再現と言えます。そしてそれが、楠見と横井の新たなステップにもつながる。楠見はこれまで、西園寺さんやルカと一緒にいるシーンがほとんどでした。なので、横井とのシーンはどんなことになるんだろうと思っていたんですが、2人が見出す意外な関係性を感じることができる素敵なシーンになっていると思います。また、楠見と横井の間で楽しそうにしているルカ、この組み合わせを現場で見た時になんだか新しい「キュン」の形を見た気がしました。キュンといえば恋を連想しますが、恋ではなくても、お互いに思い合って心を通じ合わせている人と人が幸せそうにしている姿には、「キュン」が生まれるんだなと。そんな新しい「キュン」をぜひ楽しみにしていただきたいです。

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