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満島ひかり、感極まる 主演映画「ラストマイル」との出会いに感謝・オファー時の率直な不安吐露「ずっと分からなくて」

モデルプレス / 2024年8月20日 20時17分

満島ひかり(C)モデルプレス

【モデルプレス=2024/08/20】俳優の満島ひかり、岡田将生らが20日、都内で開催された映画「ラストマイル」(8月23日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇。オファー当時を振り返った。

◆満島ひかり「ラストマイル」への想い語る

本作は、監督・塚原あゆ子×脚本・野木亜紀子のタッグが手がけたTBSドラマ「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2022年)の世界線と交差するシェアードユニバースの完全オリジナル映画。

オファーを受けた時の心境について「最初に『ラストマイル』っていうタイトルで脚本を作って映画を撮ろうと思うんですけれど、どうでしょう?』っていうので、新井順子さんからメールが届いて、よく分からずに脚本を読んだら、あまりにも出演者とか観てたドラマの方たちの名前とかお話があって」と驚いたことを告白した満島。「役柄も私はここで中心に立てないかもしれませんっていう話をしながら、一度野木さんと塚原さんとお会いしたんだけど、ただ楽しく帰っちゃって。その後、どうしようかなと思って、熱海の温泉に入りながら海の向こうを見ながら、ちょっと視野を広げて脚本を読んでみていけるかもしれないと思って、新井さんに電話して『私でもできるかもしれません』って」と経緯を説明。塚原監督からは「当て書きって言ってるじゃないですか」とツッコまれながらも引き受けたことを回顧した。

しかし、撮影してる間も「ずっと分からなくて、もう作品にも巻き込まれてる感じで」と不安があったことを吐露。それでも、完成した映像を観た時に2回目で“当て書き”の意味がピンときたという満島。「こんなに2年も時間が経ってから、 3人に手の上で転がされたなって、ほんとに思ってます。 その人の核心みたいなところがついたような役柄をみんなドラマでもされてたので、もう改めて脚本力と演出力に感動しました」と制作陣を称賛した。

最後の挨拶では「脚本読んで多分みんな役をやってる間はその役に集中してたりするので、出来上がってこういう華やかな場になると、こんなに色々な人が関わってたんだなとか画面からも感じるけど、やっぱり今日1人1人の俳優さんに会って、同じ時代にこんなエネルギーのいっぱいある人たちと同じ仕事できてることがすごく嬉しくて。画面からエネルギーがすごい溢れてるんですよ。塚原さんすごいなって。こんだけの人たちを夢中にさせるような演出してくれたり、野木さんの脚本がこれだけの俳優さんをしても『難しい』と言わせたり『奥が深すぎる』と言わせたり、そんな作品にまだまだ出会えてることにすごく感謝しかないんですけど、今日多分第1回目のお客さんということなので、ゆっくり楽しんで帰っていただけたらなと思います。『ラストマイル』よろしくお願いします。ありがとうございました」と感極まった様子で感謝を伝えた。

イベントには「ラストマイル」から満島のほか、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、阿部サダヲ、「アンナチュラル」から石原さとみ、井浦新、市川実日子、「MIU404」から綾野剛、星野源、麻生久美子の豪華キャストに加え、塚原監督を含む計15人が作品の垣根を越え集結した。さらにMCには、「アンナチュラル」「MIU404」の大ファンでもあり、「MIU404」でお馴染みのキャラクター・ポリまるの声を担当していた声優の緒方恵美がサプライズで登場した。(modelpress編集部)

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