1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「西園寺さんは家事をしない」新キャラ登場は「かなり辛めのスパイス」楠見(松村北斗)&亡き妻・瑠衣(松井愛莉)との絆が示す未来とは【第8話プロデューサーコメント】

モデルプレス / 2024年8月26日 18時0分

さらに、新たに登場した、エリサの存在感も際立っていました。演じる太田莉菜さんの存在感で「これは何か起きるぞ…!」というような、ザワッとした空気を感じていただけたのではと思います。今までにはなかったかなり辛めのスパイスが投入されるので、一味違った回を楽しんでもらえると思います。

◆松本若菜の浴衣姿にスタッフ全員どよめき

第8話では、西園寺さんとルカちゃん、横井の浴衣姿が登場しますが、これは原作にはない場面。夏を楽しむ西園寺さんたちを見たいなという思いもあって作ったシーンなのですが、撮影現場に若菜さんが浴衣で現れた時には、あまりの美しさにスタッフ全員がどよめきました(笑)。さらにルカちゃんも浴衣姿で登場して、あの時の2人の華やかさと可憐さには、その場にいる全員のテンションが上がりました。津田さんの浴衣姿もとても素敵です。華やかでとても楽しいシーンではありますが、その中に切なさもひそんでいるので、素敵さとほろ苦さをぜひ楽しんでもらえたらと思います。

◆西園寺さん(松本若菜)、突きつけられる現実に葛藤

ここまで様々な問題やトラブルを乗り越えながら、偽家族という不思議な関係を素敵なものに作り上げてきた3人。しかし、ワクワクすることや面白いと感じることもあれば、やがて現実を突きつけられたり、それに向き合わなければいけないタイミングもやってきます。第8話はそれにあたる回になっているのではと思っています。例えばエリサの存在が、西園寺さんに、楠見に新たなパートナーができるという可能性があることをまざまざと突きつけます。そして横井の存在。横井はとてつもなく優しい人ですが、なんでもかんでも受け止めてくれるだけの寛容な人ではなく、現実をしっかり見ている地に足の着いた大人であるという一面をしっかり描こうと話し合いながら作りました。

偽家族のまわりに現れたそんな2人の存在で、西園寺さんは否応なしに現実の難しさ、そして身勝手さを痛感していくことになるのだと思っています。それでも手放したくないほど大切なものになった偽家族という存在。今までになかった葛藤に西園寺さんがどう向かい合っていくのかもぜひご注目ください。

◆楠見(松村北斗)&亡き妻・瑠衣(松井愛莉)の描き方は「大きな課題であり使命」

今作の企画が動き始めた時から、大きな課題であり使命だと思っていたことのひとつが、楠見の亡くなった妻・瑠衣(松井愛莉)の存在を大切に描いていくことでした。ハートフルラブコメディである今作ですが、その明るさのすぐそばには、今はもう会えない大切な人の存在があります。それを決して忘れないように描きたいと思っていましたが、その描き方はとてもデリケートで難しいものでした。切なくて悲しくて寂しくて、でも、ずっと悲しみの中にいることが正しいわけでもない。喪失感から前を向いていく人の姿は、作品の中できちんと描いていきたいと思ったことのひとつなので、たくさんの話し合いを重ねて作り上げています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください