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水谷豊&寺脇康文「相棒」新シーズン放送決定 通算10年目突入【相棒season23】

モデルプレス / 2024年8月28日 5時0分

また、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)や、「暇か?」でおなじみ、薬物銃器対策課・角田六郎課長(山西惇)ら“相棒ワールド”に欠かせない存在たちも、それぞれの持ち味を存分に発揮。小料理屋『こてまり』の女将・小出茉梨(森口瑤子)、薫の妻でジャーナリストの美和子(鈴木砂羽)も、その存在感でドラマに絶妙なスパイスを加えていく。

そして、初回スペシャルには、過去シーズンで鮮烈な印象を残した“ある人物”が、意外な姿で登場。右京によって救われ、生きる意味を見出したはずのその人物が、事件に深く関わってくることに。どんなキャラクターが特命係と再会をはたすのか。

◆水谷豊&寺脇康文“通算10年目”突入に「感慨深い」

“通算10年目”という節目のシーズンの幕開けに際し、水谷と寺脇が思い返したのは『相棒』の“原点”にまつわるエピソード。『相棒』は2000年6月に2時間ドラマとして産声を上げたが、その第1作の撮影中、右京×薫の絶妙な距離感に面白さを感じた水谷が成功を確信。「このドラマ、いけるよ!」と寺脇に手ごたえを伝えた瞬間があったそう。

寺脇は「僕はその言葉がとにかくうれしかったんです。その1本目があってこそ、“今”があるんだなと思うと、非常に感慨深いですね」と当時を振り返り、水谷も「そんなことがありましたね。スペシャルドラマとして誕生してから、こんなにも長く続く作品になったことを考えると…彼との出会いはやはり“運命”だったんでしょうね」と黄金コンビの歴史に思いを馳せた。

また、常に“時代”を描いてきた『相棒』シリーズについて、水谷は「『相棒』は今の社会を切り取って描くドラマであり、そのスタイルは徹底して貫いていく。そういう矜持を、現場が持ち続けている作品です」と断言するとともに、気になる新シーズンへの期待について「今、誰もが顰蹙を買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』は顰蹙を買うことを恐れずに、これからも挑んでいく…。新シーズンでも、“相棒ワールド”はますます進化していきます」とシリーズのさらなる広がりを力強く宣言した。(modelpress編集部)

◆水谷豊コメント

― 『相棒』は毎年、夏に撮影がはじまりますが、今年は異例ともいうべき猛暑。現場の様子はいかがですか?

子どもの頃からそうなのですが、僕はなぜか夏の湿度の高い日でも、あまり不快感を覚えることがないんですよ。先日も「今日はさわやかだね~」とスタッフに話しかけたら、「えっ!暑いですよ」って驚かれました。僕からすれば歴代の相棒、全員、暑がりで寒がりなので、みんながわがままに思えます(笑)。

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