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舞台「千と千尋の神隠し」ロンドンで大千穐楽 “千尋”橋本環奈・上白石らが感謝

モデルプレス / 2024年8月30日 4時0分

舞台「千と千尋の神隠し」(C)EllieKurttz

【モデルプレス=2024/08/30】舞台『千と千尋の神隠し』が、8月24日19時30分のロンドン公演(千尋役:上白石萌音)をもって、6ヶ月にわたる2024年公演に幕を下ろした。千尋を演じた橋本環奈・上白石・川栄李奈・福地桃子が大千穐楽を迎えてのコメントを寄せた。

◆舞台「千と千尋の神隠し」大千穐楽迎える

同舞台は、2023年名古屋御園座での再演を経て、2024年3月に帝劇で開幕し、4月に愛知御園座、4月~5月に福岡博多座、5月~6月に大阪梅田芸術劇場メインホール、6月に北海道札幌文化芸術劇場hitaruで国内ツアーを上演。並行してカンパニーが渡英し、4月~8月にロンドン・コロシアムで上演(135公演)した。

大千穐楽を迎えて橋本は「多くの困難があった開演までの道程と、それを乗り越え日本のみならず海外のスタッフの皆さんと1つになって作り上げたこの作品は、私にとって千尋が神隠しにあうのと同様、異世界に放たれ、多くの事を与えて頂き、成長させてくれました」、上白石は「大千穐楽を迎えられて本当にほっとしています。夢のようで、でも確かに一歩一歩を踏み締めた時間でした」とコメント。川栄は「2024年の半分以上をこの作品に捧げたので、終わった今、夢の中にいたような不思議な感覚で、まさに『千と千尋の神隠し』のストーリーと重なる部分があり、たくさんの愛と温かさに支えられていたんだなと思います」といい、福地も「公演を重ねながらも挑戦を続けていくカンパニーの皆さんの姿やそこで生まれる緊張感に沢山感化され、このチームの一員として千尋を務めることができ心から幸せな時間だったなと思います」と振り返った。

また、ロンドンのカンパニー200人に、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏から日英2か国語の直筆でしたためられた湯婆婆の「大当たり!」お祝いの色紙も届いたという。

◆舞台「千と千尋の神隠し」

10歳の少女千尋が、神々の世界に迷い込み豚の姿に変えられてしまった両親を救うために懸命に働き、生きる力を呼び醒ます姿を描いた宮﨑駿監督によるヒットアニメーション映画をもとに、2022年に東宝創立90周年記念公演として初の舞台化がなされた同作。ミュージカルの金字塔『レ・ミゼラブル』オリジナル版の潤色・演出を担い、そのほか『ナイツ・テイル-騎士物語-』や『ダディ・ロング・レッグズ』など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、映画の世界から飛び出したようなキャラクターたちと、熱い息遣いまでが感じられるライブならではの醍醐味が相まった舞台は、大衆演劇の優れた業績を表彰する『第47回菊田一夫演劇賞』で上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞を受賞する快挙を成し遂げるなど、高い評価を得た。(modelpress編集部)

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