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「エミー賞」アジア系初の快挙アンナ・サワイの軌跡 語っていた“夢を叶える秘訣”

モデルプレス / 2024年9月19日 11時31分

アンナ・サワイ/Photo by Getty Images

【モデルプレス=2024/09/19】ドラマ「SHOGUN 将軍」が18冠に輝いた第76回エミー賞にて、ヒロイン・鞠子役を演じたアンナ・サワイ。アジア系史上初めて主演女優賞を受賞した彼女の道のりに迫る。

◆アンナ・サワイ、海外各国で過ごした幼少期

「今まで支えてくれたお母さんありがとう。あなたのおかげで、私は鞠子を演じて、今、ここにいることができました。この受賞はすべての女性のためのものです」涙ながらのスピーチに、アジア系初の快挙に、世界中が拍手を贈った。

サワイは女優であり、歌手、パフォーマーとしても活躍していた。ニュージーランドに生まれ、幼少期は香港、フィリピンで過ごし、10歳の頃、日本に移住した。

◆日本でエイベックスに所属 17歳でハリウッドデビュー

2004年、12歳の頃にミュージカル「アニー」の主役に約1万人の中から抜てき。それがエンターテインメント界への入り口だった。その後、14歳でエイベックスの大型オーディション「avex Audition 2006」に合格する。

エイベックスでのレッスン生だった頃、ハリウッド映画に挑戦。「ニンジャ・アサシン」(2009)で17歳の時にスクリーンデビューを飾る。本作は、韓国のスター歌手Rainが主演を務めたアクション映画。サワイは女性忍者のキリコを演じ、演技のとりこになったという。

◆ダンスボーカルグループ・FAKYのメンバーとして活躍

そして2012年、エイベックス所属の5人組ガールズグループ・ARAのメンバーとして音楽活動を開始。2013年2月にARAが解散し、同年7月に女性ダンスボーカルグループ・FAKYで再デビューする。“海外に通用するガールズグループ”をテーマに活動していたFAKYでは、リーダーも務めた。

約1年半の活動休止や、メンバー入れ替えなど紆余曲折を乗り越え、FAKYは2017年6月にアルバム「Unwrapped」でメジャーデビュー。2018年12月、サワイは女優業専念のためにグループを卒業することを発表した。

ザ・ハリウッドリポーターとのインタビューでは、サワイは「ニンジャ・アサシン」以降女優業への意欲を周囲に伝えていたが、グループのマネジメントによって機会を失っていたことも告白している。2016年にマーゴット・ロビーが主演を務めた「スーサイド・スクワッド」の日本人役オーディションの話が持ち上がった際も、マネージャーから「グループの事情でオーディションは受けられない」と言われてしまったという。

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