日向坂46丹生明里、卒業意識した時期・抱えていた葛藤「笑って終われる未来を」“心の奥底にある最後の目標”とは【「絶対的第六感」インタビュー】
モデルプレス / 2024年9月20日 16時0分
みんなはすごく優しくしてくれるけど、そういった状態でこれから日向坂46として自分が活動するのはどうだろう…という思いや、自分が足を引っ張ってしまっているということを心ではずっと感じていて。この立場にならないとわからない痛みとかもありました。
― 卒業を意識し始めてからの約2年間、活動の支えになっていたものはありますか?
丹生:支えは本当にファンの皆さんの笑顔しかないです。休業をしたとき「このまま卒業したいな」みたいな気持ちも少しは生まれてしまったんですけど、ファンの皆さんの今までの笑顔を思い浮かべると、後悔が残ったまま終わるのは嫌だなという気持ちがあって。自分のことを応援してくださる皆さんと最後は笑って終われる未来を考えたら、やるしかないと思いました。
― 今回は4人同時の卒業発表というのも、おひさま(※日向坂46ファンの愛称)の皆さんにとっては衝撃的だったと思います。加藤さん、東村さん、濱岸さんとは何かお話された上の発表だったのでしょうか?
丹生:自分が卒業するということは、メンバーの誰にも話していなかったんです。事前に「今回(卒業を発表するメンバーは)多いかも」といったことは何となく聞いていましたが、人数や卒業発表するメンバーは私も直前に知りました。私自身もまだ実感が湧かなくて、不思議な感じがします。
― 自分の卒業発表と同時に、先輩や同期の卒業も知るのは複雑ですよね。
丹生:驚きはありました。二期生にとっては先輩が一期生さんしかいないので、今まで見てきた背中の数がどんどん減ってしまうというのはすごく悲しくて。ライブのリハーサルとかでふとしたときに(悲しみが)きちゃうのはありますね。
◆丹生明里、グループ活動での転機となった出来事
― 2017年の加入から現在までの7年間、ご自身にとって転機だったと思う時期や出来事があれば教えてください。
丹生:eスポーツの大会「STAGE:0」(ステージゼロ)で応援マネージャーに就任(※第1回は2019年)したことです!対戦系のゲームに触れたのもそのときが初めてでしたし、メンバーが元々やっていて「私も一緒に遊びたい!」と始めてみたら、どっぷりゲームの世界にハマってしまいました。そこから日向坂46としてゲームのお仕事をたくさんいただけるようになったので、アイドルになってからの転機はそこだったなと思います。「STAGE:0」は今の活動にすごく繋がっています。
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