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尾上右近、主人公・ムファサの“超実写吹替版”声優に 圧巻のアカペラも披露【ライオン・キング:ムファサ】

モデルプレス / 2024年9月26日 18時1分

12月公開の『ライオン・キング:ムファサ』では、“はじまり”の物語が描かれる。その主人公が、これまで大和田が命を吹き込んできたムファサ王だ。超実写吹替版予告がスクリーンで上映されると、大和田は、その知られざるムファサの物語に「ムファサが幼い頃から描かれるんですよね。小さいころの声は僕がもう一度、一言でもいいからとやりたいと言いましたが…(笑)」とユーモアたっぷりに会場を笑わせながらも、「新しいムファサ役の声、本当に素敵でしたね。一体誰がやるんだろう?!」と興奮の面持ち。そんな中、サプライズでムファサ役の超実写吹替版声優を務めることとなった右近がサプライズ登場。盛大な拍手で迎えられた。

歌舞伎役者として知られ、近年ドラマや映画などで俳優としても活躍している右近を大和田は笑顔で迎え入れた。今回、声優初挑戦&ディズニー作品初参加となる右近は、ムファサ役決定の気持ちについて「ムファサの声を務められるのは光栄です。歌も好きだし、ディズニー作品の声優をやるのが長年の夢でした。僕は今32歳なのですが、『ライオン・キング』30周年ということで、ほぼ同世代。『ライオン・キング』と一緒に育ったとも思っています。ムファサが大自然の中で、伝統の中で、どう生き、どのように王になったのか。僕も歌舞伎という伝統芸能の中で生きているので、通ずるものがあると思います。ムファサに対する話を聞いたときすぐに気持ちが高まり嬉しく思いましたし、自分がやることに非常に大きな意味があると思いました」と喜びのコメント。元祖ムファサ役として大先輩にあたる大和田から「私も30年間ずっとムファサと共に生きていたので想いは強い。若いムファサを演じていただくにあたって、凛として男らしくて、優しさも兼ね備えているような方が良いなと思っていましたが、右近さんだと聞いて大喜び。ムファサ役にぴったりだと思うし、本当に期待しています。凛とした品格、男らしさ、そういった熱いものを持ったまま演じてきってほしい」とのアドバイスを受け取り、「大和田さんやディズニーファンの皆さんのご期待に応えられるように頑張りたい」と感銘を受けている様子だった。

さらにここで、超実写吹替版を担当する監督から右近へのスペシャルメッセージが到着。「歴史を受け継いで新たな王となる運命を進むムファサの姿は、数々の舞台で活躍してきた役者・尾上右近に重なります。その道のりで経験する葛藤や喜び、そして高みを目指す気高き精神を体現する品格のある声の響きは、吹き替え版の中で必ずや私たちのムファサを見せてくれるはずです」とコメントが贈られると、「身が引き締まる思いと、嬉しさ、プレッシャー…いろんな気持ちがこみ上げてきました。僕は歌舞伎界の人間ですが、父は歌舞伎役者ではないので、いろんな想いを積み上げ、先輩たちのおかげもあってここまできた。血は水より濃いと言われているが、水は血より濃いと考えている人もいる。ムファサの境遇を聞き、ムファサへの気持ちが高まり嬉しく思いました」とムファサと自身の共通点を語り、「これまで感じてきた全てを込めて、自分にしかできないムファサを演じたい」と意気込みを語った。

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