1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 音楽

ロッキン、2025年から9月開催へ 気候変動・熱中症対策を考慮「8月での開催を継続することは困難」【全文】

モデルプレス / 2024年9月30日 13時7分

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」(提供写真)

【モデルプレス=2024/09/30】野外音楽フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」が、2025年から9月開催に変更することがわかった。9月30日、公式X(旧Twitter)を通じ発表された。

◆「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」2025年から9月開催へ

投稿では「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024、8月の蘇我5日間と9月のひたちなか5日間にご参加いただいた合計48万人の皆様、あらためてありがとうございました」と感謝とともに、「あの興奮から一週間経ちましたが、本日は来年に関してのご案内をさせてください」とし「2025年からロック・イン・ジャパンは千葉市蘇我スポーツ公園にて時期を9月のシルバーウィークに移して開催いたします」と開催時期を例年の8月から移行することを発表した。サッカーJリーグの試合日程との兼ね合いがあり正式決定は2025年1月下旬となることを説明した上で、現状は2025年9月13日・14日・15日・20日・21日の5日間を理想として調整を進めているという。

この変更は、近年の気候変動が影響しているといい、「全国各地の夏フェスもそれぞれ救護体制を強化して熱中症対策にあたっていますが、蘇我スポーツ公園で行われるロック・イン・ジャパンは動員が6万人に迫る大規模なフェスで、且つ出演アーティスト構成が多様なため毎回フェスに慣れていない初参加者も多数含まれます。そうした特性を考えた結果、8月での開催を継続することは困難だと判断するに至りました」と経緯を説明。なお、開催日程変更に関しては、すでに5年くらい前から検討を重ねていたそうだが「予期せぬコロナ禍やそれに伴う会場移転などの調整を優先せざるを得ず、このタイミングでの変更となりました」と伝えた。

最後には「もちろん野外フェスは、酷暑対策だけでなく台風や落雷等もシリアスな課題として向き合わなければなりません。開催時期が8月であっても9月であってもこれらの気候や天災への対策は今まで以上に最大限強化して向き合っていきます。Jフェスはこれからも参加者の快適性を追求し続けます。シルバーウィークに舞台を移した26年目のロック・イン・ジャパンにご期待ください」と呼びかけている。

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は2000年からスタートした音楽フェスティバル。2022年から開催地を千葉市蘇我スポーツ公園へと移して開催してきたが、2024年は25周年を迎えることを記念して、蘇我に加えてひたちなかでも開催され、盛況で終えた。(modelpress編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください