北川景子“女性プロデューサー”の生涯描く 直木賞受賞作「花のれん」ドラマ化決定
モデルプレス / 2024年10月23日 5時0分
私が演じる多加は、“日本のエンターテインメントの母”とよばれる吉本せいさんがモデルだといわれています。女手ひとつで寄席を大きくしていった商売人としての顔と、妻としての顔、また母親としての顔、女性としての生きざま、いい塩梅で描かれたヒューマンドラマです。涙あり笑いありのあっという間の2時間になると思います。ぜひたくさんの方に見ていただきたいですね。
◆吉田紀子氏(脚本)コメント
― 山崎豊子さんの名作「花のれん」のドラマ脚本を執筆することが決まったときのお気持ちを教えてください。執筆の際、意識したこともお聞かせください。
まさか、私に山崎豊子さん原作のドラマ依頼が来ると思わなかったので、正直ちょっと驚きました。山崎先生独特の、けれん味溢れる作品は、視聴者としては面白く拝見していますが、いざ自分が脚色するとなると、かなりの力技(ちからわざ)が必要だなと、覚悟をして臨みました。原作は、主人公・多加の一代記。結婚前(明治時代)から、亡くなるまで(第二次世界大戦後まで)の長いスパンの話です。それを、2時間にどうまとめていくか。結婚、出産、破産、夫と二人三脚で始めた寄席、その夫との死別、その後、女1人で寄席を切り盛りし、成功し財を成し、だが、その財産を、戦禍によりすべて失ってしまう。まるで、「風と共に去りぬ」のような話だなと…。背景にある“笑いの歴史”も押さえておかなければならなかったので、落語や色物、漫才についても史実を調べた上で、執筆にかかりました。また、多加という仕事をもつ女性の生き様、キャラクターをどう表していくか。多加の中にある、今の世の中で薄れつつある“情”の部分を強調したいと思いました。“大阪女の情”を。
― 主演・北川景子さんの印象を教えてください。主人公・多加を演じる北川さんに期待していることもお聞かせください。
「目力の強い、真っすぐな人」という印象です。吸い込まれそうに美しい目ですよね。20代から60代までの多加の変化を、どう演じてくださるのか。どんどんたくましく強くなっていく多加の、特に晩年が、楽しみです。また、多加には、大阪人独特のおちゃめな部分、かわいらしいところもありますので、そこも楽しみです。
― 視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
明治、大正、昭和という激動の時代に翻弄されながらも、“お笑いの世界”で、女1人、興行師として、ぶれずに真っすぐ生きて行く多加というたくましくもかわいらしい女性を、北川景子さんがどう演じてくれるか。お楽しみいただければと思います。
この記事に関連するニュース
-
北川景子「毎日が“激動”です」山崎豊子原作、吉本せいをモデルに描く「花のれん」
cinemacafe.net / 2024年10月23日 17時0分
-
北川景子、稀代の女性興行師40年の半生演じる 山崎豊子原作「花のれん」ドラマ化決定
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月23日 5時0分
-
北川景子主演、山崎豊子著「花のれん」をSPドラマ化 日本のショービジネスに人生を捧げた女性興行師の生涯を描く
映画.com / 2024年10月23日 5時0分
-
北川景子、激動の日本を駆け抜けた女性興行師に! 原作・山崎豊子さん『花のれん』2025年ドラマ化
クランクイン! / 2024年10月23日 5時0分
-
北川景子、吉本興業の創業者がモデルのヒロイン演じる 山崎豊子生誕100年記念ドラマ主演に決定「驚きました」
ORICON NEWS / 2024年10月23日 5時0分
ランキング
-
1日テレ 西田敏行さん追悼「ユーモアと愛に溢れている」 「池中玄太」は「日テレの代表的なドラマ」
スポニチアネックス / 2024年10月28日 14時52分
-
2「ティモシー・シャラメそっくりさんコンテスト」にまさかの本人登場
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年10月28日 12時17分
-
3泉房穂氏「日本のテレビ局は腐っている」とSNSに吐露…裏金自民とTV局は“握っている”のか
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月28日 6時30分
-
4「平成に帰る」人気歌手がLINE全削除 今後は全部メールで...ファン「心配」「そんな度胸ない」
J-CASTニュース / 2024年10月28日 15時0分
-
5『ヴェノム:ザ・ラストダンス』全米初登場No.1 日本では先行上映開催「素晴らしいラスト」「ヴェノ泣き」
cinemacafe.net / 2024年10月28日 17時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください