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香取慎吾、約11年ぶりフジ連ドラ主演で“最低男”役に「実際の慎吾ちゃんはとってもいい人なので」【日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった】

モデルプレス / 2024年11月5日 5時0分

時代が急速に移り変わる中、多様化する「父親像」や「男性像」、昨今改めて見つめ直されている「ケア労働の価値」、そして、今の時代における「新しい家族のあり方」など、日常生活の中に存在する社会問題に鋭く斬り込んでいるのも、本作の大きな特色。最低男の一平が、悪戦苦闘しつつも、価値観をアップデートしながら自分のキャリアや今後の生き方を問い直し、やがて世の中を変えるために選挙への出馬を決める成長物語となっている。

◆香取慎吾、11年ぶりフジ系連続ドラマ主演に驚き

主人公・大森一平役の香取がフジテレビの連続ドラマに主演するのは、2014年4月期放送の『SMOKING GUN~決定的証拠~』以来、およそ11年ぶり。『人にやさしく』(2002年)、『西遊記』(2006年)、『薔薇のない花屋』(2008年)と、長年にわたって数多くの同局系連続ドラマで鮮烈な印象を残してきた香取だが、近年も、映画『凪待ち』(2019年)、『犬も食わねどチャーリーは笑う』(2022年)、連続ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(2021年、テレビ東京)、スペシャルドラマ『倫敦ノ山本五十六』(2021年、NHK総合)、WEBドラマ『誰かが、見ている』(2020年、Amazonプライム・ビデオ)、舞台『テラヤマ・キャバレー』(2024年)、そして、フジテレビのオムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル』(2024年)の1編『視える!?』など、数々の話題作で主演を務め、俳優として着実にキャリアを重ねており、その卓越した演技力は折り紙付き。自身初となる「政治家を目指す男」を、一体どのような演技で表現するのか。「見栄やプライドを捨てきれない強い自分と、優しさや生きづらさを抱える弱い自分との間を行き来しながら、人生のやり直しを懸けて、世の中を変えようと奮闘する“日本一の最低男”」という新しいヒーロー像の誕生に、期待は高まるばかりだ。

本作の脚本家チームは、映画『ハケンアニメ!』(2022年)で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑、東京ドラマアウォード2024連続ドラマ部門優秀賞を受賞した『舟を編む~私、辞書をつくります~』(2024年、NHK BSプレミアム)の蛭田直美、『あなたがしてくれなくても』(2023年、フジテレビ)のおかざきさとこ、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(2023年、日本テレビ)の三浦駿斗という実力派の作家陣が参加。演出は、香取主演ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』や『ザ・クイズショウ』(2008年、日本テレビ)などを手掛けた及川拓郎らが務める。そして、このクリエイターたちをまとめ、指揮を執るのはフジテレビドラマ制作部の北野拓。NHKの報道記者出身で、今年のギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞した『フェンス』(2023年、WOWOWプライム)や、『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』(2018年、NHK総合)など、社会派ドラマを数多く手掛けてきた北野は、社会的なテーマをエンターテインメントドラマにすることが得意なプロデューサー。本作でもその手腕が遺憾なく発揮されるだろう。

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