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「ライオンの隠れ家」ライオン役・佐藤大空、70人オーディションから抜擢 3ヶ月レッスンで作り上げた信頼関係「スタッフさんやカメラマンさんの名前もみんな覚えています」【松本友香PインタビューVol.3】

モデルプレス / 2024年11月11日 12時20分

佐藤大空「ライオンの隠れ家」第5話(C)TBS

【モデルプレス=2024/11/11】俳優の柳楽優弥が主演を務めるTBS系ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜よる10時~)。プロデューサーを務める松本友香氏が、ライオン役の佐藤大空をオーディションで選んだ理由や、撮影に入るまでの準備について語った。【インタビューVol.3】

◆柳楽優弥主演「ライオンの隠れ家」

本作は、市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(柳楽)と自閉スペクトラム症の美路人(みっくん/坂東龍汰)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスとなっている。

◆「ライオンの隠れ家」ライオン役・佐藤大空は約70人オーディションから選出

今回、佐藤はオーディションで選出。メインキャストであるため、台詞のある役を経験したことがある5歳から7歳の子に絞って募集したという。そんなオーディションには約70人が参加。要求に対してどのように変化していくか、人と慣れたらどんな風に変化していくかを見るため、松本氏は「そこから10人くらいにして、じっくり1ヶ月見て最後は4人くらいにして、またじっくり1ヶ月決めるみたいな」と長期に及んだと明かした。

そして佐藤に関しては「エネルギーがあり余りすぎていて、オーディション部屋から飛び出て走ったり、いつも持っていたキツネのぬいぐるみを投げ回していて、『落ち着いてー』って感じだったんです(笑)」というが、演技面については「本当に『ライオンがそこにいます』という感じで自分でスッと入ったのがすごい」と絶賛。「役としてもちょっと生意気さがあって、振り回すところもあるので、そのエネルギーを私たちがうまくお芝居の方に誘導していったらいい感じになるだろうな」と佐藤を選んだ理由を熱弁した。

また、「コウノドリ」シリーズ(2015年、2017年)に携わっていた携わっていた泉正英監督が佐藤の決定について太鼓判を押したという話も。「最後2人で迷っていたときに『絶対大空くんが良い』『俺が責任持つ』と。そのほかいろいろな要因もあったんですけど、そこからは大空くんに決めて」と最終決定裏話も披露した。

◆「ライオンの隠れ家」佐藤大空、スタッフ全員の名前を記憶

佐藤に決定後、3ヶ月間週2でレッスンが行われた。「5歳にとっては本当に難しいお話なので一つひとつ気持ちを説明したり、どういうお話でどういう気持ちになるのかというのを相談したりするんですけど、最初は鬼ごっこから始まり、木登り…いろいろなプログラム組んで、スタッフとも信頼関係を築くために3ヶ月やっていました」と説明。そんなレッスンも経て始まった同作の撮影では「本当に全く物怖じしない子なので、大俳優の柳楽さんの膝にもスパーンっと走り込んで乗っかったり、スタッフさんやカメラマンさんの名前もみんな覚えています」とレッスンの成果もあり、伸び伸びと過ごしている様子だった。(modelpress編集部)

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