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福本莉子「全決」衣装のこだわり明かす “ミサミサ風”スタイルも「藤原さんには気づいてもらえませんでした(笑)」【インタビュー】

モデルプレス / 2024年11月14日 8時0分

― 実際に演じてみて感じた豊玉の魅力をお聞かせください。

福本:自由で何にも縛られていないところです。豊玉は「全決」に出入りはしているのですが、正式なメンバーではないので、最初の方は1人で事件現場に行ったり、自分なりにヒルコをおびき出そうとしたりしていました。そういう、自分で積極的に行動できるところは強みだと思います。あとは、能力が強いところも魅力です(笑)。

◆福本莉子「全領域異常解決室」周りからの反響明かす「興味を持って観てくれていて」

― 特殊なテーマを題材にした作品ですが、撮影に入る際の心持ちに違いはありましたか?

福本:オリジナルストーリーでオリジナルキャラクターですし、その中でも「豊玉は一番自由にやっていいよ」と衣装合わせの段階で言って頂いたので、どうしようか悩んでいました。特に最初はどういう人なのか分からないという演出だったので、すごく難しかったです。

― 監督から指導を受けたことはありますか?

福本:本当に自由にやらせていただいています。強いて言うのであれば、たびたび関西弁が出てきてしまうのでそこを直していただいていました(笑)。

― 周りの反響はいかがですか?

福本:友人や、お仕事でご一緒するスタッフさんも観てくださっているのですが、「何?どういう役?」「ヒルコなの?」とすごく言われます(笑)。「それは観てのお楽しみかな」と濁して答えているのですが、みんな興味を持って観てくれていてとても嬉しいです。

◆福本莉子、藤原竜也&広瀬アリスの印象

― 藤原竜也さん、広瀬アリスさんとの共演で感じたことをお聞かせください。

福本:藤原さんはセリフがたくさんあるのに、それを感じさせないくらいテンポよく喋られているのを見て、すごいなと思いました。リハーサルの段階で既に完璧なのですが、本番ではスイッチが入って「さっきと全然違うな」というのが分かるんです。それを間近で目を見てお芝居させていただける時間は、贅沢だと感じます。

広瀬さんは撮影の合間にたくさん話しかけてくださって、「お休みの日何しているんですか?」とお聞きしても快く答えてくださるので、お姉さんみたいな感じです。

― 共演者の方とは超常現象についてお話されましたか?

福本:します(笑)。小日向(文世)さんが、ずっと「地底人がいる」という話をしてくださっています。誰も見たことがないからこそ、本当にいるのかもしれないですし、100%否定はできないと思います。「全決」の話もフィクションですが、本当にあってもおかしくないと思っています。

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